子猫のこと 改め猫のこと
これはもう、人災と言っていい。私が言うことでもないが。いや、ハッキリ言うと、私のせいなのだ。ぽ子災である・・・・・・・。 前兆はあった。これまでと同じ。抱いたり触れたりすると、ギャッと言うことが増えた。 前回の肛門腺破裂から、1年。 その後は…
その後、10日ぐらい経ったあたりで、今度は担当の先生に経過を見せに行ったのだ。担当の先生が破裂後を見るのは初めてになる。 「あー、やっぱり破裂しちゃったね・・・。結構腫れてましたから・・・。」 経過の方はいいようなので特別な処置はなかったが…
いつも診てもらっている先生がお休みだったので、月曜まで待つか迷ったのだ。カラーを付けてるので、舐めるようなことはない。信頼出来て経過も分かってる先生に診てもらうのがベストだったが、やはり「念のため」、行くことにした。 行って良かった、本来は…
エルの様子は変わらず、ほとんど動かずほとんど飲まず。ご飯だけは、目の前に持っていけば一応食べる。それが救いであった。 ご機嫌悪く。触ると唸る。しかし何より心配だったのは、全くトイレに行かないことである。 夜寝ている間に1回だけした形跡があっ…
ギャオ!!! エルはご機嫌斜めだ。 このところ日中ミッツをリビングに放っているからか、寝室から全く出てこなくなってしまった。 とうとうハンストまで起こし、こりゃしばらくミッツには戻ってもらおうかと思っていたところ、抱き上げた途端にギャオッ!と…
「かーちゃん、飯くれよう!」え?また!?さっきやったばっかり・・・。 最近の大五郎の食欲は凄い。いや、食欲と言うよりも、もしかして・・・・・・・。 滅多に鳴かないし、鳴いてもその声は「ピ~」というか細い鳴き声の子であった。それがこの頃時々、…
ミュウの命日であった。 もう一年も経ったのか、という気持ちと、まだ一年しか経ってないのか、という気持ちと。 今はまだ、鮮明に思い出すことができる。フワフワに軽くなってしまったミュウの小さな体。最後の日。 単なる別れと言うだけではなく、魂が肉体…
試作品がいい感じだったので、完成品へ。周りがゴチャゴチャしてて恥ずかしいですが(笑) 紙の部分を、透明なクリアファイルに。 紙よりも丈夫ながら、柔らかさもある。透明なので、視界もいい。 相変らずほとんど寝て過ごしているが、自由に動けるので既成…
これはほんの三日前。 この尻が、このエルの尻が、まさかそんなに酷いことになっているとは知る由もなかった。 体、特に下半身を触ると「ギャッ」と言って怒る。どこか痛いようだ。 前にもあった症状である。加齢により、腰の骨が変形して痛んでいるという診…
日記のカテに書いたが、大五郎の検査結果に腎臓病の疑いがあったのだ。 後日さらに詳しく検査してもらったのだが、それにより腎臓病が確定した。 ステージは2。まだこれといって異変はないが、この時点ですてに腎臓の75%が機能していないという。 治療は…
昨日の夜のことだ。 いつものようにエルは、ベッドまで喜んでついてきた。 いつものように水を飲み、いつものように一緒に寝ようと布団の中に連れ込んだ。 水のお替りを欲しがったので、寝かそうと思ったのである。飲み過ぎると、吐くのだ。飼い主と同じ。 …
猫の話ばかりで申し訳ない。本当に一体どうしたことか。謎ばかりである。 結局大五郎は水だけは飲むけど全く食べないまま、夜になってしまった。 寝る場所を移動して回り、最後はコタツの中であった。 声を掛けても特に反応もなく、ご飯には関心も示さない。…
一体、猫界に何が起こっているというのだ・・・・・・。 今度は大五郎である。全く食べなくなってしまった。 てっきりエルの食べなかった贅沢飯に慣れて、選り好みするようになってしまったのだと思っていた。「ほっときゃそのうちお腹空いて食べるだろう」…
エル。 結局病院には行かなかったのだ。 しかしその後、本当に少しずつ、ゆっくり、エルは回復していった。 最初はカリカリを一粒。 一粒が二粒。 食べなかったチキンをムシャムシャ。 お水もペロリ。 そして今は、ほぼいつもの状態に戻っている。 もうダメ…
12月にミュウを見送ったばかりだというのに・・・・・・・。 次はエルである。 まずは先月、ギャッと鳴いて後足のあたりを痛がっていたので病院で診てもらった。 年齢的なもので、腰の骨が悪くなっているとのこと。 治るものではなく、進行を遅らせる治療…
ミュウは21歳、と書いてきたが、一年間違えていたことが分かったのだ。正確には20歳と9ヶ月であった。 ミュウは20年前、姉妹猫のラッキーと一緒に保護団体のから譲り受けた。 生後数ヶ月の子猫で、コロコロと転がるように飛び回り、弾けるように輝い…
恐れていた月曜日がやって来た。 水曜日にミュウが死んでから、日常とはかけ離れた生活を送っていたのだ。 いつもの生活に戻ることで、そこに足りなくなったものを知るのが怖かった。 お気に入りの場所には、もういない。 最後の日々を過ごした座椅子の上に…
ミュウが死んでしまったことはすでに書いたが、最後の日のことを書き残しておきたい。 静かであった。 普段テレビをつけっぱなしたりしないので、いつも静かは静かなのだが、ことさら静かに感じる日であった。 ミュウはもう、歩くことができなくなっていた。…
ミュウがもうこの世にいないなんて、信じられない。 今はまだ、目を閉じれば簡単に思い出せる。あの顔も、あの声も。 やがてこれも、忘れてしまうのか。
今朝、ミュウは安らかに旅立っていきました。 異変に気付いてから6日間、あっという間だったけど、十分な時間でした。 全てに感謝しかありません。 ミュウ、本当によく頑張りました。お疲れさま。
変わらず、穏やかに過ごしている。私も観念した。見守りに徹する。 まだヨタヨタと歩いてはいるが、どうかすると倒れてしまう。 水が飲みたいようで、何度か水場に向かっていた。それでももう飲めないのか、ちょっと口をつけては諦めて戻っている。 謎だ。 …
ペッタンコのガリガリになってしまった。病院で計ってもらった時には、1.8キロ。食べてないから、今はもっと減っているかもしれない。 手で触れば、背骨ひとつひとつの形が分かるほどだ。 まだ辛うじてトイレと水飲みには自力で行っているが、もうヨレヨ…
しばらくはミュウの話ばかりになることを、お許しください。 おっしゃーEE:AEB30オラオラ~~~EE:AEB30とテンションを上げて乗り越えようとしているところだ。 命を送り出すという儀式なのだ。目を背けず、最善を尽くしたい。 しかし私はそんなに強くはない…
実はひとつ気がかりなことがあったのだ。 結局私は迷っていた。 現状ではもう、ほとんどご飯を食べられなくなっている。 しかしだ、どうも意欲はあるような感じに見えるのである。 名前を呼ぶとまず顔を見てニャーと鳴き、次にすぐに手元を見る。そこにご飯…
永遠などないことは分かってはいたが。 とうとうミュウが食べなくなってしまった。 ボケてるだろ、と思うほどの猛烈な食欲だったのに、パタリと催促が止まり、こちらから出してもほとんど残してしまう。 顔を見れば「ご飯!!」と鳴いていたミュウは、今、静…
最年少の大五郎も、もう10歳。人間で言うと、56~60歳とのことだ。 まぁ変わらない。大五郎は相変わらず大五郎である。 ・・・と思っていたら、しっかり大五郎も歳をとっていた。 黒猫大五郎、今日もひっくり返って寝ているが、首元を見ると、 え?! …
この頃はもう、猫の20歳なんていうのも珍しくなくなってきたようだ。 うちも、特別手をかけた訳でもないが、ミュウは20歳になっていた。人間の年齢に換算すると、なんと96歳とのことである。 有り難いことに、元気だ。 検査では若干基準値が外れている…
ラッキー腎不全シリーズはもう終わる予定だったが、最後に今の気持ちを書かせてもらいたい。 あれから3週間が経とうとしている。 あんなに恐れていた別れだったが、今は何事もなかったかのように平和に過ごしている。 この生活にラッキーがいた日があったな…
腎不全のシリーズは、これで最後になるだろう。 まゆつば療法の続きだ。 こちらはもうちょっと、医学的な根拠がある民間療法らしい。 そもそも人間に施している療法を、猫にもやってみたというところである。 しかし、猫に限定して検索してもかなりヒットし…
最後に、藁にもすがりたい気持ちで実践したことについて書いて、終わりにしたい。 医学的、科学的根拠のない、マユツバ療法である。 結果を出すまでの時間はなかったので肝心な結果すらないが、そんな「藁」ですら求めたくなる状態もあるのだ。 「希望」とい…