人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

猫たちのその後のその後のその後

猫の話ばかりで申し訳ない。本当に一体どうしたことか。謎ばかりである。

結局大五郎は水だけは飲むけど全く食べないまま、夜になってしまった。

寝る場所を移動して回り、最後はコタツの中であった。

声を掛けても特に反応もなく、ご飯には関心も示さない。

ただ、「グッタリしている」という感じはなく、表情はいい。ご機嫌は悪いけど、具合が悪いようには見えないのである。単に、そう思いたくない飼い主側の気持ちの表れか。

ところがである。

ダンナが仕事から帰ってきたら、コタツから飛び出して来たのだ。

シャキッとしてやがるEE:AEB64

尻尾をピンと立て、ダンナの足に頭をこすりつける。

その後おもむろに「大五郎専用お食事処」に駆け付けると、ニャーと声を上げて催促を始めたのである。

私は呆気に取られていたが、このチャンスを逃してはいけないと、おやつ系のご飯をあげてみた。

食べたよEE:AE5B1

この後はダンナの肩に乗り、ご満悦であった。

食べる量はまだあまり多くはないが、どうやらすっかり元に戻ったようだ。

一体なんだったんだ。

そう言えば朝、久しぶりにダンナが大五郎を肩に乗せていたのだ。

肩乗りが大好きな大五郎だが、いつも出勤前に乗りたがるのでなかなか叶えてやることができない。

爪で洋服をボロボロにしてしまうので、肩乗り専用上着というものを着てから乗せている。これを見ると条件反射ですっ飛んでくる大五郎。

元気のない大五郎を見て、この上着を着たのである。するとスクッと立ち上がり、肩に乗ったのだ。それが朝。

ここで何かスイッチが入ったのか。

この食欲不振は、気分的なものだったのだろうか。

エルの具合が悪くなり、そっちにかかりきりが良くなかったのだろうか。

意外とナイーブなヤツである。疎外感があったのかもしれない。

しかし面白くないのは私だ。

日中何とか大五郎のご機嫌を直してもらうよう、私なりに努力したのだ。

心配もした。

それなのに、それなのに・・・・・・・EE:AEB69