人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

猫、高齢化

「かーちゃん、飯くれよう!」え?また!?さっきやったばっかり・・・。

最近の大五郎の食欲は凄い。いや、食欲と言うよりも、もしかして・・・・・・・。

滅多に鳴かないし、鳴いてもその声は「ピ~」というか細い鳴き声の子であった。それがこの頃時々、ワオ~と大声で鳴くことがあるのだ。こんなことは今までなかった。

これ・・・、ミュウの晩年と同じじゃないか。大五郎はボケ始めてるのか?

我が家で一番の若造だったのだ。まさかそんなという思いだが、大五郎も今年で12歳。人間で言うともう64歳になることが分かった。

それでもまだボケるには早い気がする。どうしたダイ、私を困らせないでおくれ。あんたももう逝ってしまうのか・・・。

ということは、エルは何歳なんだ!?ダイよりずっと年上なのだ。今年で16歳。

死んでしまったラッキー・ミュウとも長生きしてくれたので、16歳と言っても高齢という風に考えられなかった。まさかエルがばーさんなんて。

・・・・・・人間だと80歳ですって!!は、はちじゅう。

健康そうに見えるが、どうも頻尿の傾向があり、一度検査した方がいいと言っていたところであった。

80ともなれば、なにかしら悪い数字が出きてもおかしくはない。となると、そこから治療のループが始まるのだ。長生きして欲しいけど、病院のストレスを考えると過剰な治療は避けたい気持ちもある。

可愛い可愛いで一緒に暮らしてきた猫達。歳を取って、みんな去っていくのだ。奪われるシーズン。

そんなことまで考えてなかったっつーの。ラッキーもミュウも強引にもぎ取られていったが、覚悟なんてできない。

彼らが生きている、限りある「今」。このありがたみを、ひしひしと感じている。

どうぞその日が、一日でも遅くなりますよう。