ギャオ!!!
エルはご機嫌斜めだ。
このところ日中ミッツをリビングに放っているからか、寝室から全く出てこなくなってしまった。
とうとうハンストまで起こし、こりゃしばらくミッツには戻ってもらおうかと思っていたところ、抱き上げた途端にギャオッ!と鳴いたのである。
これは・・・、痛いのだ。背中を撫でるだけでもフー!と言って怒る。
前にもあった。肛門腺破裂。そうだったのか。思い返せば、合点のいくことばかりである。
お尻を見たいのだが、痛がってとても見られる状況ではない。異常は明らかなので、病院へ連れていった。
怒り狂うエルを取り押さえて診てもらったところ、破裂はしてないが、炎症を起こしているとのこと。絞りますと。
背中を触るだけで怒るエルの患部を絞るのだ。嫌な予感しかなかったが、エルは大激怒。
取り押さえられながら、ギャオーガオー!!と大きな叫び声を上げた。何度も噛みつこうとしたが、カラーがあったので流血は免れたのだ。
一応絞るものは絞ったけれど、これでも破裂する時はしてしまうとのこと。抗生剤もそれを防げないらしいので、今後しばらく注意が必要だ。
エルは激烈ご機嫌斜めで、しばらく一人で勝手に唸っていた。そちらも心配。ご機嫌直して。
かくして、また改良したカラーの登場となった。
エルのご機嫌は直ったようだが、ほとんど動かず自分からご飯も食べようとしない。トイレの回数も激減している。触れると怒るので、まだ痛いのだろう。
早く治りますよう・・・。