人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

猫のアレルギーのお話。

さて、先日は私のアレルギーの原因が、やっと特定されたお話を書いた。

そしてもうひとつ。我が家のもうひとりのアレルギーも、どうやら分かってきたのだ。

 

エルの舐めハゲはごく幼いころから始まってはいたが、どうやら子猫の頃のハゲと現在のハゲとは、原因が違うように思える。

恐らく子猫の頃の方は、ストレスとか精神的なものではなかったのかと考えている。

当時のエルの行動には色々と悩ましいものがあり、あちこち病院に行ったものの結局原因は良く分からなかった。

突然激しく鳴き出す。手を噛んで引っ張っていこうとする。

何かを要求しているようだったが良く分からず、こっちも泣きたくなった。

そのうち突然狂暴化し、同居猫に襲い掛かるようになってしまったのだ。

幸いこれは避妊手術で収まり、舐めハゲも落ち着いたはずだった。

 

次のハゲは、明らかに前回とは違うタイプのものだ。

 かさぶたができ、痒がっている。時には掻き壊すほど。耳などは真っ赤に熱を持つこともあった。

一応これも病院で診てもらったが、分かったことはこれはアレルギーであり、「真菌性、ノミダニではない」というところまでだ。

もう10年ぐらい前のことになるので今ならもっと詳しく分かるのかもしれないが、あとは適当にアタリをつけて除去していくのを繰り返すしかなかった。

とは言っても、「適当にアタリをつける」というのが果てしないのである。一体何から除去を??

まずハウスダストの除去はハナから諦める(笑)食品からだ。

療養食やらグレインフリーやら色々試してみたが、さっぱり分からん。良くも悪くもならなかった。

肉、魚、小麦、それとも添加物?肉にしてもチキン、ビーフ、ポークと色々あるのだ。

変えてみたところで結果はすぐに出ないし、結局グレインフリーをあげることで諦めていた。

それにしても、エル様の好き嫌いが激しい上にすぐに飽きるので、出せるものがなくなってきてしまう。

最近は単一原料の「無一物」もラインナップに加えたりしていたところ、ある時、酷く顔や耳を掻き壊した日があった。

その時食べさせていたのは、「まぐろ」。

もしかして、とその後、試しにまぐろを除去していったところ、症状が改善されてきたのである。

まぐろだったのか!

ところが今度は、まぐろを含まないご飯があまり多くはないときた。そしてエル様すぐ飽きるので、だんだん手札は減っていく。

そこで今、小麦デンプンも少しずつ解放しているところだが、どうやら上手くいきそうな感じだ。

 

長くなりましたが、どうやらエルのアレルギーは、まぐろが原因だった模様。

まさか魚だとは思いもしなかった。結構良くあることらしい。

 

ズルッパゲだったお腹にも、毛が生えて来たのだ。

お腹の毛は一番長くてフサフサしていた部分である。

また夏に、稲穂のように扇風機に揺れる毛並みが見られたら、嬉しい。