人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

大五郎のハッピーライフ

日記のカテに書いたが、大五郎の検査結果に腎臓病の疑いがあったのだ。

後日さらに詳しく検査してもらったのだが、それにより腎臓病が確定した。

ステージは2。まだこれといって異変はないが、この時点ですてに腎臓の75%が機能していないという。

治療はやはり、主に食事療法となる。

軽度なら食事療法だけで様子を見ることができるとのこと、次の検査はそのボーダーの見極めだ。次の段階まで踏み込んでいたら、ここに投薬が加わる。

結果、まだ薬はいらないだろうとのことであった。

日記のカテでは食事療法どうなんかみたいなことを書いてしまったが、早期なら療養食に切り替えるだけで数年寿命が延びると言われたのだ。

寿命が短くなっても、美味しいものを食べてハッピーに過ごして欲しいと迷っていた。生きるのは、大五郎だ。彼に寿命だ治療だの概念はない。その時その時をハッピーに過ごすことが、猫の人生なのではないかと思っていたのだ。

でも待てよ??

まだ療養食を食べていないじゃないか。これを普通にモリモリ食べてくれれば問題ないのである。

結論は、試してからだ。やれるところまで工夫してやってみることにした。

ところで、検査とは別にいつものように体重を測ったところ、急にガクッと減ってしまっていたのだ。

「ちょっと心配な減り方ですね・・・。」とのことなので、大五郎の給餌にちょっと気合いを入れて取り組むことにしたのだ。

実は、痩せたことに心当たりがある。「贅沢食い」だ。

大五郎は、気に入ったエサでも何度も続くとすぐに飽きてしまうのが困りどころであった。

エサの良し悪しよりも、味覚的鮮度だ。なのでどんなエサを買ってもやがて食いつきが悪くなる。

そこで他のご飯を混ぜたりするのだが、それによってますますノーマル飯を食べなくなる悪循環になるばかりか、混ぜ飯も飽きてくるというループ。

なのでついには「知らん。腹が減ったら観念して食べるだろう」となるのであった。

これをやめて、大五郎様を飽きさせなければ、おのずと太っていくのではないだろうか?

どうしたらいいか。

エサはできるだけ小さな単位で買い、常に2種類以上常備しておく。一方が飽きたらすぐにもう一方に切り替える繰り返しで凌げれば理想だ。

念のため、混ぜ飯用缶詰やトッピングも用意する。

今のところ、順調である。大五郎はハッピーかつ、健康的な食事をしている。

幸せに、長生きしてよね、大五郎。

エルのラーメンハウスをぶん取る大五郎。