人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

猫たちのその後のその後

一体、猫界に何が起こっているというのだ・・・・・・。

今度は大五郎である。全く食べなくなってしまった。

てっきりエルの食べなかった贅沢飯に慣れて、選り好みするようになってしまったのだと思っていた。「ほっときゃそのうちお腹空いて食べるだろう」ぐらいに思っていたのだが、全く食べない。

おねだりもなくなってしまった。

もともとご飯の気配には敏感な子で、誰かのご飯を作っていると「オレにも絶対」とすっ飛んでくる子であった。そのセンサーはとても敏感で、ドア越しであってもドアの向こうで待っているほどであった。

最初のうちは、ダンナの朝ご飯の催促はしていたらしい。それもなくなってしまった。

いよいよ病院かというところなのだが、昨夜少しばかりのカリカリを食べたこと、今日になってからは自主的に水を飲むようになったこともあるので、明日まで様子を見ることにした。かかりつけが今日は休診なのである。

それにしても、これは偶然なのか。

エルはもうすっかり元気になったが、吐かない以外は症状はよく似ている。

元気とまでは言わなくとも、本猫は飄々としていつものペースだ。ただ食べないだけで、そんなに具合が悪いようにも見えないのである。

しかし、食べない。全く食べない。

そしてぶー子のところのクー太。

この子も嘔吐下痢元気がないなどの症状が出ていたが、こっちは新しく子猫が来たことによるストレスだという結論であった。

あくまでも飼い主が出した結論であり、病院での結果は「原因不明」である。

偶然3猫が似たような症状に見舞われているのだが、直接接触があったのはエルと大五郎だけである。

仮に伝染病だとしても、家から出していないのだ、どこからその病原菌はやって来た??

やはり3猫が同時期にやられてたのは、単なる偶然だろうか。

明日になっても大五郎が食べなければ、病院へ連れて行く。その結果次第で、何か分かるかもしれない。

今は大五郎が食べなかった贅沢飯を、エルが食べている。

一体なんなんだ・・・。