二日酔いだったので麺類が食べたい訳だが、こんな状況である。
「不要不急」、「自粛」のボーダーはあいまいで人それぞれ、ぶっちゃけチャッとラーメン食べるぐらいはいいんじゃないかという気持ちはある。
しかしこうして情報発信する立場になると、それもためらわれるのだ。
そこでテイクアウトできるラーメンはないかと考えたのだが、和蔵がつけ麵ならOKとのこと、お店へ向かう。
聞けば今日4月10日から5月6日まで、休業することになったと。
図らずも滑り込みで食べられることになったが、現状における飲食業界の厳しさに胸が痛むばかりである。
コロナが終息しても、街に何も残っていないなんてことにならないで欲しい。
さて、注文したのは「魚介豚骨つけ麵」と「辛つけ麵」、どちらも税込み800円。
きちんとした容器に入れ、とても丁寧に包んでくれたのだ。
味はもう「和蔵」。あの濃厚で背脂たっぷりの「和蔵ラーメン」そのものの味だ。
モチゴワッとした極太麺も健在、これを家で食べられるのは、喜ばしいことだ。
さて、しばしの別れだ。
またあの場所で会えますよう。
右「魚介豚骨つけ麺」、左「辛つけ麺」。