いや~~~、凄い待った。やっと来た。
人気コミックの映画化実写版である。
娘ぶー子が楽しみにしていたものだ。
監督:李闘士男
キャスト:松山ケンイチ、加藤ローサ、松雪泰子
お洒落な生活に憧れ、ポップでキュートな音楽をやっていきたい根岸崇一は、卒業後念願のミュージシャンにはなれたが、それは地獄を歌うデスメタルのバンドであった。
自分の意思とは裏腹に、どんどん売れていくデスメタルバンド「デトロイト・メタル・シティ」。
化粧を施しかつらを被り、マントを翻して絶叫する彼があの崇一であることにはまだ誰も気付いてはいないが、久しぶりに会った崇一のマドンナ・由利には絶対知られてはならない。
もうこんな歌は歌いたくない。
しかし崇一扮するヨハネ・クラウザーⅡ世には、狂信的な信者がいるのだ。
彼らを捨てられるのか、崇一・・・。
コミックの映画化というだけあり、マンガ的な作品である。
しかし正直、実写で楽しさが半減しているのではないかという感じである。
私はコミックを読んではいないが、あまりのあり得なさにちょっと冷める。
笑いどころもツメが甘く、どうせ笑わせるならもっと楽しませて欲しかった。
中途半端に「夢を諦めない」という要素を入れたために、コメディなんだかどっちつかずの印象。
部分部分に面白いところはあったが、これならコミックで読みたかったというのが正直な感想だ。
ぽ子のオススメ度 ★★☆☆☆
ダンナのオススメ度 ★★★☆☆ リアリティがない
ぶー子のオススメ度 ★★★☆☆ 原作の方がいい