借りてみたら「前編」となっていた。
なんだ、2部に分かれてたのか。
人気コミックの映画版である。
監督:金子修介
キャスト:藤原竜也、松山ケンイチ
大学生の夜神月(やがみライト)は、極悪犯罪を犯しながらもそれに見合った刑を処されることがない現実にジレンマを感じていたが、そんな時、ふとした事から「デスノート」を手にする事になる。
死神の落し物「デスノート」に名前を書き込まれた者は死ぬ。
この事を知ったライトは、世界中の犯罪者の名前を次々と書き込んでいく。
一部では救世主「キラ」と崇められるが、これも立派な殺人である。警察は黙っていない。
ところがその「キラ」と対決するのは、刑事部長であるライトの父親であった。
しかし捜査本部はこの不可解な事件に手も足も出ないでいた。
そこで数々の難事件を解決してきた「L」の力を借りる事になる。
そこからふたりの天才の頭脳バトルが始まる・・・。
実はコミックを途中まで読んでいたので、あまり刺激はなかった。
まぁそのまんまである。
だんだん話が複雑になってきて理解するのが大変だが、Lとライトの天才的な駆け引きが実に面白い。
しかし、あくまでもフィクションである事を忘れる事はできない。
ストーリーは面白いが、あり得なさ過ぎるのだ。
まぁ「もしこんなノートがあったら」という話なのだから仕方がないが、例えば主人公の「月」と書いて「ライト」という名前なんかにも脱力である。
FBIの情けなさもあり得ない。
簡単に身分を明かし、自分の命が危うくなると守りに入る。
こう言った部分をもうちょっと現実的にするだけで、感情の入れ方が違ってくるのではと思う。
実写になり現実味を求められると厳しい部分がある。コミックでは気にならなかったのだが。
とは言え、ふたりの天才の頭脳バトルは私など思いもよらないような展開であり、目が離せない。
後編も楽しみにしている。
ぽ子のオススメ度 ★★★☆☆ ストーリーがわかっていたので
ダンナのオススメ度 ★★★★☆ キラの手口に感嘆
ぶー子はお休みです。(TVで観たそーな)