人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

デスノート the last name 後編

後編である。

途中で寝てしまったため4、5日中断してしまった。

思い出すのに一苦労だ。

           

    監督: 金子修介

    キャスト: 藤原竜也 、 松山ケンイチ 、 戸田恵梨香

ライトが「キラ」である事に感づき始めているLだが、あと一歩というところで先に進めないでいた。

そんな頃世間には「第二のキラ」が出現した。

ライトがキラと分かっての上か、Lはライトを捜査陣に迎え入れる。

一方、もう1冊のデスノートを手に入れた「第二のキラ」は、能天気な少女であった。

最初のキラの手口との違いに気付いたLは、天才的な推理でふたりのキラを追い詰めていくが、キラも先回りするようにそれをすり抜けていく。

ついに勝負がつく時が来るが、果たして生き残るのは・・・?

天才ふたりの頭脳戦は時間が経つにつれ鋭さを増し、思いも寄らない展開に息を飲む。

特にラストは、ガーンと来るほどのどんでん返しの繰り返しである。

ただその分複雑さも増し、「どのノートがどうなった??」「誰の名前書いた??」と訳がわからなくなった。

しかし、その分を差し引いても充分楽しめたと言える。

また、どの役者もハマり役で原作の雰囲気そのままであり、スンナリ溶け込めた。

しかしこのようなフィクションを忠実に再現したからか、あり得ないものがあり得なさ過ぎてちょっと萎える。

例えばLの捜査本部など、壁に飾り文字で「L」と大きく書いてあり、無駄にモニターが設置してあるのだが、仮面ライダーだとかウルトラマンだとかの本部っぽく見えなくもない。

そんな場所にいるあのようなあり得ない若造の天才に、ベテラン刑事が指示を受けているのだ。

Lの推理も根拠がなくただ言い当てているだけで、ライトのものより白々しく感じてしまった。

役者は良かったが、アニメの方が違和感なく楽しめたかもしれない。

ぽ子のオススメ度 ★★★★☆

ダンナのオススメ度 ★★★☆☆ ストーリーがややこしい

ぶー子のオススメ度 ★★★☆☆ 原作との違いに違和感