人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

老いに抗う

つくづくだ。

健康であること。生きるとはこれに尽きる。

 

春が来て浮かれていたのも束の間、初夏の体調不良に見舞われ、生活ペースが乱れてしまった。

思った通りに一日を過ごせないことは、非常にストレスであった。

今日こなせないことは、明日に持ち越しとなる。

いい感じに進んでいたことも、停滞し、家も自分も淀み切っていた。

まともなものを食べたいと思うのだが、まともなものを作るべき人間がへたばっているのである。そしてへたばった人間がまともなものを食べないのだから、ますますへたばる悪循環。

最初に手を抜くのは掃除だ。そして家の中が荒んでいく。

家が荒むと、気持ちも荒んでいく。淀むとは、こういうことだ。お互いに悪い影響を与え合う。

コーヒーが飲めない。

元気な朝への起爆剤だ。私はゲンナリとくすぶったまま。

フゥ~、ハァ~。

「ため息をつくと幸せが逃げますよ」と言われたことがあるが、全く私は不幸だった。

 

ひどい5月であった。

老いに抗うな、と父親に言ってやりたかったが、受け入れることは負けることなのか。分からなくなってきた。

何となく父の気持ちも分かってきた、6月のぽ子だ。このままおめおめへたばってたまるかと。

 

まずはピアノの練習の再開から。