朝ダンナとミツコ部屋に入ると、大歓迎。
しかしダンナが部屋から出ると、そっちを見てお座りして微動だにしないみっちゃん。
ダンナが戻ると、二本足で寄りかかってお出迎えだ。
ちくしょう。
外の気配で鳴くので、結局ふすまも閉めてしまったのだ。
ネットで解決法を探したが、「見えないようにする」というのも積極的な方法のようだったのである。
先日来た犬好きの友人は、「うん、吠えるよ、吠えるもんだよ。」とケロッとしていた。解決するよりも、私が慣れて大らかに見守れるようになるかもしれない。
まぁみっちゃんの吠えっぷり次第だが。
夜の散歩。
おもちゃを持っていったのだ。
家で見せても関心を示さないので、広いところで投げてみることにしたのである。
大きく振りかぶるとぶたれたことを思い出すのか、ビビッてしまうと聞いていた。
低いところから、低く遠く投げてみる。
おおっ、走って行って噛みついたぞ!
これだよこれ、となったのは最初の1、2回だけ。
面白くないのかやり方が悪いのか、まだ警戒心があるのか。
行くたびに、おりこうさんになっていく感じだ。私も扱い方が分かって来た。お互いに寄り添えるようになってきた気がする。
まだグイグイ引くのは直らないが、前よりは全然いい。いいペースの時はいいねいいね、と声をかけてあげる。
逆にあまり強く引っ張る時は、止まってしまう。みっちゃんは、振り向いて止まる。
また、歩く勢いが良すぎて車とのすれ違いが怖いので、車が来た時も止まるようにした。これにも大人しく従ってくれる。
犬とは2回遭遇し、1回目は「あ!」となったところでUターンダッシュで回避、2回目は吠え始めてしまった。
しかしギャン鳴きモードに入る前に「走ろう!!」と向きを変えてダッシュ、何度か振り向いて気にしていたが、少し走ってすかさずご褒美をあげた。
しかし、みっちゃんには走ることが十分ご褒美になっているような感じだ。
帰宅後の足拭きを、また嫌がったのだ。
後足は体を拭く延長にすれば誤魔化るが、前足はダメ。本気の拒否モードだ。
ところがなぜか甘えてお腹を出したので、秘孔(脇の下だ笑。どうやら猫と同じである)を突くとあっけなく落ちた。
いつもひっくり返ってくれるといいんだがなぁ。
次の難関「ハウス」は、ご飯に釣られて楽々クリアであった。
市役所で犬の登録をしてきたのだ。市民権を獲得(笑)
首から鑑札を下げて、一人前になったように見えた。