人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

みっちゃんがやってきた・11日目

朝ダンナとミツコ部屋に入ると、大歓迎。

しかしダンナが部屋から出ると、そっちを見てお座りして微動だにしないみっちゃん。

ダンナが戻ると、二本足で寄りかかってお出迎えだ。

ちくしょう。

 

外の気配で鳴くので、結局ふすまも閉めてしまったのだ。

ネットで解決法を探したが、「見えないようにする」というのも積極的な方法のようだったのである。

先日来た犬好きの友人は、「うん、吠えるよ、吠えるもんだよ。」とケロッとしていた。解決するよりも、私が慣れて大らかに見守れるようになるかもしれない。

まぁみっちゃんの吠えっぷり次第だが。

 

夜の散歩。

おもちゃを持っていったのだ。

家で見せても関心を示さないので、広いところで投げてみることにしたのである。

大きく振りかぶるとぶたれたことを思い出すのか、ビビッてしまうと聞いていた。

低いところから、低く遠く投げてみる。

 

おおっ、走って行って噛みついたぞ!

これだよこれ、となったのは最初の1、2回だけ。

面白くないのかやり方が悪いのか、まだ警戒心があるのか。

 

行くたびに、おりこうさんになっていく感じだ。私も扱い方が分かって来た。お互いに寄り添えるようになってきた気がする。

まだグイグイ引くのは直らないが、前よりは全然いい。いいペースの時はいいねいいね、と声をかけてあげる。

逆にあまり強く引っ張る時は、止まってしまう。みっちゃんは、振り向いて止まる。

また、歩く勢いが良すぎて車とのすれ違いが怖いので、車が来た時も止まるようにした。これにも大人しく従ってくれる。

 

犬とは2回遭遇し、1回目は「あ!」となったところでUターンダッシュで回避、2回目は吠え始めてしまった。

しかしギャン鳴きモードに入る前に「走ろう!!」と向きを変えてダッシュ、何度か振り向いて気にしていたが、少し走ってすかさずご褒美をあげた。

しかし、みっちゃんには走ることが十分ご褒美になっているような感じだ。

 

帰宅後の足拭きを、また嫌がったのだ。

後足は体を拭く延長にすれば誤魔化るが、前足はダメ。本気の拒否モードだ。

ところがなぜか甘えてお腹を出したので、秘孔(脇の下だ笑。どうやら猫と同じである)を突くとあっけなく落ちた。

いつもひっくり返ってくれるといいんだがなぁ。

次の難関「ハウス」は、ご飯に釣られて楽々クリアであった。

 

 

市役所で犬の登録をしてきたのだ。市民権を獲得(笑)

首から鑑札を下げて、一人前になったように見えた。