7時に起きて長瀞まで行く。
今日の予定である。7時。昨日の夜の段階で無理っぺー臭いだ。
で、例によって飲んで、ガンダムやって、バーチャルワールドに出てしこたま酔い、寝た時の記憶がない。
一体何時だったんだろう?
それでも起きる気はあったのだろう、時計はちゃんと目覚しがセットされていた。
しかし鼻が詰まって朝までに何度も目が覚め、寝不足である。
ダンナが起こしに来るまで寝てやろう。
9時頃か。
起こされたが眠くて眠くて仕方がない。
寝ぼけたまま支度をし、バスの時間がギリギリだったのでバス停まで走る。
バスを降りると今度は電車が遠くに見える。逃すか!!
再び走る。
乗り換えの駅で切符を買っていると、「どちらまで行かれますか?」と駅員さん。
長瀞、と答えると「それでしたら45分に電車が来ますのでお急ぎ下さい。」と言われる。
時間は43分である。
ここでもダッシュだ。
長瀞に着いたらロープウェイまでバスだ、とダンナは言ったが、バス停もないしバスの気配もない。
キョロキョロしていたら売店のおばさんが、「ロープウェイならあの鳥居の方ですよ。」と教えてくれた。
周りを見るとみんなそっちに向かって歩いている。
徒歩決定。
長~い長~~い上り坂だ。本気でくじけた。
鳥居まで来ると「ロープウェイ→」と案内が出ていたが、更に勾配は急になり、山登りの形相だ。
小さな子供も大人しく上っている。もう嫌だとゴネている自分が情けない。
やっとロープウェイ用の駐車場まで来た。
ここにも「ロープウェイ→」の案内があったが、矢印が上向きなのが気になる。
「ほら!もう見えるよ!!」
元気付けるようにダンナが指差した先にはロープウェイ乗り場が見える。
確かに近いが「上」にある。
近くて上。つまり急勾配な訳だ。
ロープウェイでは座れたのでそこで少し休めたが、私たちの最終目的地「蝋梅園」は山の斜面にあった。
蝋梅を見て回るにはこの斜面を登ったり下りたりしなくてはならないのだ。
その上、ロープウェイから見下ろした山肌には杉の木がたわわの花粉を抱えてビッシリ生えていて、そのせいか鼻がたれて詰まってくしゃみが出て散々だ。
しかし苦労して来た甲斐があり、満開の蝋梅はきれいだった。
・・・って蝋梅って(笑)
そんなものを知ったのも見たのも今日が初めてである。
黄色い梅である。
何で「蝋」なんだろう??
帰りの西武秩父駅では、次の特急まで45分も時間ができてしまったので飲む事にしたが、レストランのビールやつまみは高い。
缶ビールとポテトを買って、外で飲みながら電車を待った。
案の定電車では爆睡。
途中、「地震!!」と思って飛び起きたら、電車が発車する時の揺れであった。
バスに乗り換えてもギリギリまで眠り、もう家でも寝てしまうコースかと思ったが、酒の誘惑が上回った。
という訳で今日も飲んでいる。
しかしこの鼻、どうしてくれるかね。
今年はマシかと思ったが、そう甘くはないようだ。
カラオケが・・・(泣)
パソコンの周りが丸めテュッシュだらけである。