人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

心@池袋

スープカレーの店だ。

本場札幌には結構たくさんの店舗があるらしい。

洒落たカフェのような店構えである。

二日酔いでグロッキーだったので、肉が喉を通りそうもない。

私としたことが野菜カレーである。

「14種の野菜のスープカレー」。

辛さは選べるので15に。

ちなみに11~30が辛いのが大好きな人向けで、11以上はプラス50円だ。

もちろんもっと辛くもできるが、あんまりヒーヒー言いながら食べるのもどうかと。

いや、ヒーヒーも好きだが(笑)

ライスは玄米、白米から選べる。

もうこうなったらとことんヘルシーに玄米で。量も小で。

あぁなんて体にいい事した気分。

ライスの量も大盛りまで同料金で選ぶ事ができる。

14種の野菜が盛り付けてあるだけあり、とても美しいヴィジュアルだ。

玄米の上にはのりまで乗っている。

いやでも期待が高まるぞ・・・。

いやぁ、ムチャうまでっす!!

15辛は「しっかり辛い」という感じで、カレーの旨みを損なう事はなかった。

ベースがまろやかで旨みがギッシリつまっているので、ちょっとやそっとの辛さには揺らがないのだろう。

サラサラのスープ状のカレーが、ギュッと固く素朴な味の玄米と良く合っている。

様々なスパイスの香りが口の中に広がり、それをブイヨンのまろやかさが包み込んでいる感じのスープだ。

玄米の上の乗っていたのりが、意表をついて相性が良かった。

和風な味にも合うのかもしれない。

そして色とりどりの具。

小さいが丸ごと入ったじゃがいも、ナス、ブロッコリー、枝豆、インゲン、トマト、たけのこ、人参、キャベツ、ヤングコーン、ピーマン、オクラ・・・。

私はあまり野菜が好きじゃないのだが、これは本当に美味しかった。

特にじゃがいもとトマトが絶品。

最っ高においしかった。

野菜のカレーに目覚めそうなぽ子である。

う~~、夢のような時間であった。

ぽ子評価です。5段階で、

味:「5」。

量:小として、「4」。

価格:「4」。

総評:「5」。

千円を超えるカレーは高いと思う。

でもこんな風においしいものが食べれると、それは高いとは言えなくなるものだ。

そんな時にこんな評価をつけるとなると大変困るのだが、この場合は単に「飯を食う値段」として数字をつける事にしている。

しかし全体としての満足感が高かったので、総評を「5」とした。

もちろんもっと安ければ嬉しいが、それで味が落ちるならこの値段でいい。

「14種の野菜のスープカレー」 1080円+15辛の50円 玄米(小)