スープカレーの店だ。
本場札幌には結構たくさんの店舗があるらしい。
洒落たカフェのような店構えである。
二日酔いでグロッキーだったので、肉が喉を通りそうもない。
私としたことが野菜カレーである。
「14種の野菜のスープカレー」。
辛さは選べるので15に。
ちなみに11~30が辛いのが大好きな人向けで、11以上はプラス50円だ。
もちろんもっと辛くもできるが、あんまりヒーヒー言いながら食べるのもどうかと。
いや、ヒーヒーも好きだが(笑)
ライスは玄米、白米から選べる。
もうこうなったらとことんヘルシーに玄米で。量も小で。
あぁなんて体にいい事した気分。
ライスの量も大盛りまで同料金で選ぶ事ができる。
14種の野菜が盛り付けてあるだけあり、とても美しいヴィジュアルだ。
玄米の上にはのりまで乗っている。
いやでも期待が高まるぞ・・・。
いやぁ、ムチャうまでっす!!
15辛は「しっかり辛い」という感じで、カレーの旨みを損なう事はなかった。
ベースがまろやかで旨みがギッシリつまっているので、ちょっとやそっとの辛さには揺らがないのだろう。
サラサラのスープ状のカレーが、ギュッと固く素朴な味の玄米と良く合っている。
様々なスパイスの香りが口の中に広がり、それをブイヨンのまろやかさが包み込んでいる感じのスープだ。
玄米の上の乗っていたのりが、意表をついて相性が良かった。
和風な味にも合うのかもしれない。
そして色とりどりの具。
小さいが丸ごと入ったじゃがいも、ナス、ブロッコリー、枝豆、インゲン、トマト、たけのこ、人参、キャベツ、ヤングコーン、ピーマン、オクラ・・・。
私はあまり野菜が好きじゃないのだが、これは本当に美味しかった。
特にじゃがいもとトマトが絶品。
最っ高においしかった。
野菜のカレーに目覚めそうなぽ子である。
う~~、夢のような時間であった。
ぽ子評価です。5段階で、
味:「5」。
量:小として、「4」。
価格:「4」。
総評:「5」。
千円を超えるカレーは高いと思う。
でもこんな風においしいものが食べれると、それは高いとは言えなくなるものだ。
そんな時にこんな評価をつけるとなると大変困るのだが、この場合は単に「飯を食う値段」として数字をつける事にしている。
しかし全体としての満足感が高かったので、総評を「5」とした。
もちろんもっと安ければ嬉しいが、それで味が落ちるならこの値段でいい。
「14種の野菜のスープカレー」 1080円+15辛の50円 玄米(小)