byカレー本である。
例によってウォーキングとセットにした。
良くある本場系(そんな言葉はないので人前で言わないように)のインドカレーである。
・・・といった印象を本では受けたのだが、実際に行ってみたらちょっと違った。
確かに良くある本場系ではあるが、ちょっと「きちんとしてる系」(そんな言葉はないので人前で言わないように)だったのだ。
この手のエスニックは安くてジャンキーなところが多いが、ここは「きちんとしたインド料理を召し上がってください」という雰囲気の店であった。
というと敷居が高そうだが、まぁジャンキーインディアよりちょっと高いぐらいである。
それでかなり、いい気持ちになって帰れる店だ。
まず、ホリデーランチという週末のランチセットで1200円という値段にガックリした。
高い。
カレーでこれは高い。
インドカレーでこれは高いのではないか。
まぁせっかく来たんだしと入ったが、そこからすでに、ジャンク店との差は歴然とした。
店員の応対である。
決してアットホームな応対は嫌いじゃないが、ここはとてもきちんとしていた。
きちんとしてはいるが、イヤミはない。
スマートに、スムーズに案内される。
思ったより大きな店であった。
インドの王宮を思わせるような店内に、行き届いている店員の応対。
単に気持ちよい応対は良くあったが、馴れ馴れしさのない、しかしマニュアル通りに動いているだけではない心のこもった応対では、グルメ枠作って以来ここが一番かもしれない。
ただのカレーランチに、セレブ感を味わえるひとときであった。
そして、結果から言うと、1200円は高くはなかった。
まず、座るとそれほど待つことはなく、サラダが出てきた。
これはただのサラダではなく、豆から作られたチップスが添えられていて、見た目もしゃれている。
このあとカレーが来るが、私は「レギュラーナンと小ライス」というセットで頼んであった。
しかしナン、驚く程大きくはないが、ライスとセットというには充分大きいサイズだ。
そこへ小さいがライス。
カレーは辛口をチョイスしたが、刺激的な辛さにマイルドなベースがしっかりあり、とてもおいしかった。
うまみのギッシリつまった、トロンとしたソースである。
チキンは普通のモモ肉だったのが残念だが、じゃあどうすればいいのかと言われればわからない。
チキンといったらこれがMAXなのだろうか。
これでかなりお腹がいっぱいになった。
ソースだって、深皿にたっぷり入っていたのだ。
この後に、デザートまでセットだ。
私はホットコーヒーをチョイスしたのでここで一緒に出てきたが、冷たいドリンクなら先にでてくるようだ。
ちなみにデザートはメープルのアイスだった。
おいしかったけど、ぽ子には甘すぎた。
とても気持ちのいい時間を過ごした。
料理も美味しかった。
ランチとしてはそんなに安くはないので、ちょっとだけスペシャルの日にはいいかと思う。
ぽ子評価です。5段階で、
味:「5」。
量:「5」。
価格:「3」。
総評:「4」。
「ホリデーランチ」 チキンカレー 辛口 1200円
まずはサラダ。
チキンカレー。
フカフカのナンと、硬めのライス。
苦味のしっかりしたコーヒーと、甘いメープルのアイス。
ダンナの頼んだポーク。
こちらの方がアッサリしていたが、辛さのチョイスの違い??