もう酔って記憶に残らないラーメンは、止めにしようと言い渡されていた。
何回かはそれを守ったのだが、ついにまた食べてしまった。
しかし今回は声を大にして言いたい。
ちゃんと覚えている。
まぁとにかく、またカラオケの後で入ってしまったのだ、ここに。
あまりにも「食べているだけ」で全く意味のないラーメンになってはいたが、食べたいから行くのである。
おいしいから行きたいのである。
ただ、その記憶がスッパリないだけで。
なので、おいしさは保障つきである。
いつもの「ニンニクげんこつラーメン」を。
今回は別皿でトッピングのキャベツをお願いした。
それとニンニク豚飯。
ヒッ、ここにもニンニクっ!!
まず、この初挑戦のニンニク豚飯、すっごくおいしかった!!
ニンニクなのか??何か香ばしいコリコリしたものが入っていた。
濃い味の、濃い味の・・・、あ??
比較的覚えてる方だったはずだが、細かいことはわからない(笑)
ただ、とってもおいしかったのは間違いない。
ラーメン、「麺硬め」で頼んだが、珍しく硬くなかった。
結構好きなタイプの麺なんだけど、そんなんで今回はフツーの印象。
固ゆでの卵はあまり好きじゃないんだけど、スープがかなりゴッテリしているので、この硬さがいい。
飾り程度ののりも相性はいいし、薄いチャーシューでも脂が乗って柔らかくて好きだ。
そしてやはり、このこてこてのスープが絶品である。
背脂で埋め尽くされたかなりヘビーなスープだ。
濃い目の味付けだが、脂がそれを和らげていて、いいバランスをとっている。
そこへ別皿のキャベツのみずみずしさが、素晴らしい。
ふたりで1つで充分な量だ。
これからレギュラーで登場しそうな予感だ。
生ニンニク(無料)を頼んであったが、それをクラッシャーで潰して投入すると、キリッと強い味になり、これがまたおいしい。
「ニンニクげんこつ」と書いてあるのに、これをプラスしてニンニクの二乗である。
卓上のこしょうは、こってりとヘビーな味を引き締めるのに一役買う。
しかしニラの辛いのは微妙・・・。
そのままつまみにした方が良さそう。
飲んだ後で評価が甘くなっているかもしれないが、コッテリ好きな人なら飲んでハズす事はない味だ。
ぽ子評価です。5段階で、
スープ:濃い味ながら脂のまろやかさがいい。「5」。
麺:今回はヤワめでNG。「3」。
具:いいけど、普通の域。「3」。
総評:飲んだ後にやめられない。「4」。
「ニンニクげんこつラーメン」 麺硬め
ダンナの頼んだ「塩」の方は、しっかりこってりはそのまま、もっと純粋にスープを味わえるもの。
ニンニク豚飯 280円