辛いがなぜか、みんなが大好きなラーメンである。
久しぶりに家族揃って食べるチャンスが巡って来た。
1回目は「北極」で懲り、2回目の「味噌卵麺」でも辛かったので、今回は一番人気の「蒙古タンメン」のつもりでいたのだが、娘ぶー子が味噌卵麺にすると言う。
なので私も「そんなに辛くなかったっけな?物足りないのは嫌だし。」と味噌卵麺にしたのだった。
ちなみにメニューにあった辛さ表示は5がMAXで、北極が5、味噌卵麺が4、蒙古タンメンが3である。
確かに「3」とはいかにも普通っぽいじゃないか。
真っ赤っ赤~~~(笑)
まぁでもここは辛さを売りにしているのだ。どれも赤い。
前回は完食しているのだ。恐れることはない。
コツはもう心得ている。
ムセるので、できるだけ吸い込まない。
アムアムと少量を食べていく。
時間はかかるが、麺はしっかりしているので伸びる心配はない。
そう、しっかりした強い太麺である。
強烈に辛いスープをしっかりと受けている。
タップリの炒めモヤシが乗っているが、これも唐辛子がまんべんなく絡んでおり、辛さの逃げ場にはならない。
丼の中の上下を返して、麺と具を程よく混ぜて一緒に食べる。
肉のスライスも入っていて、結構なボリュームだ。
ゆで卵のスライスが、唯一辛さを中和してくれるアイテムである。
私は「ゆで卵」というモサモサしたトッピングを好まないが、ここではとてもおいしく頂いている。
単なる辛さ逃避だけでなく、相性もいいと思う。
で、問題のスープだが、「激辛」と思って臨むべき辛さである。
何度も繰り返してしまうが、私は辛さには強いと自負している。それでもかなり辛かった。
食べれなくはないが、おいしく食べたかったらもうちょっと辛さの段階は落としたほうが無難だ。
例えば今日隣に座った男性も同じ「味噌卵麺」を食べていたが、すぐに水を飲み始め(水はできるだけ飲まないほうがいいと思う)、何度もバターを追加していた。
迂闊に食べるとこんな風になりかねないのだ。
で私だが、ダンナとぶー子より先に食べ終わってしまったので、ついスープを飲んでしまった。
辛いがおいしいのだ。
調子に乗った。
店を出て30分ほどしたら猛烈に胃が痛くなり、道端で動けなくなった。
前回はスープも全部飲んだようなので必ずこうなるとは言わないが、そんな事態も考えてから食べた方がいいかと思う。
いやもう味噌卵麺はいいっす。
次回こそは「蒙古タンメン」を食べてみます。
ぽ子評価です。5段階で、
スープ:辛いの好きだから「4」。
麺:スープとの絶妙なマッチング。「4」。
具:ボリュームたっぷり、卵もイイ。「4」。
総評:ただ、おいしく食べるには辛すぎる。「4」。
「味噌卵麺」