人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

味噌一@高円寺

ラーメン屋としても名前は聞いていたが、私が惹かれたのは別の部分である。

「バカ辛伝説」という激辛メニューのある店のガイドブックに載っていたのだ。

して、その激辛メニューは「爆発」である。

店に着いたのはもう深夜12時近かったが、大勢の客で賑わっていた。

最初から決めていたのでメニューに迷いはなかったが、食券のランプがつかない。

「太麺」と「細麺」が選べるようで、この選択ボタンを先に押さなくてはならなかったのだ。

覚えておこう。

辛いメニューには3種類あったが、この「爆辛」は激辛ガイドによると「段階8」。

過去に食べたことのある中本の北極が「段階10」なので大丈夫だろうと迷わず頼んだのだが、壁に貼り出してある紙には「食えるもんなら食ってみろ!!」と書いてある。

ビビる・・・・・・。

飲み物はセルフで、麦茶が飲める。

喉が渇いていたので味のある冷えた飲み物が飲めるのは有難かった。

その横に、20円以上のカンパで食べられる味玉とメンマ。

いくらがいいのかわからなかったので、ダンナと二人分で100円入れて卵を持ってきた。

期間限定か時間限定かわからないが、トッピングのサービスがあったので「こってりちゃん」をお願いした。

見た目は真っ赤だが、それほど辛そうには見えない。

しかしもちろん、見た目が全てではない。激辛だ。

ビリビリした辛さが舌を襲う。

熱いんだか辛いんだかわからない。

すするとムセるので、少しずつを空気を含まないように食べ進む。

中本で学んだ食べ方だ。

しかし相当辛いが、食べられない辛さではない。

太麺はコシがあって伸びにくく、いつまでもしっかりしていた。

これだけ強烈なスープにも負けていない。

具にはチャーシューがないのが残念だったが、ぶっちゃけ辛くてトッピングがどうだというシロモノではない。

味玉が辛うじて辛さの逃げ場になった、それだけである。

固形物を食べ切って、真っ赤なスープだけが残された。

軽い気持ちでれんげですくって飲んでみたが、これが思いがけず凄くおいしい。

味噌のまろやかさが激辛を和らげ、また深みがありとても美味しいのだ。

危険と思いつつ、止まらなかった。

まぁラーメンとしておいしく食べるにはもうちょっと辛くないほうがいいと思うが、激辛とは言っても美味しく食べられる範囲ではないかと思う。

ぽ子評価です。5段階で、

麺:しっかりした太麺。「4」。

具:この辛さにあっては飾り程度。「3」。

スープ:辛いだけではない。「4」。

総評:まぁ挑戦と言って食べるものだ。「4」。

「爆発」+こってりちゃん