もう新宿のこってりもあらかた行き尽くした感じなので、今回は趣向を変えてみた。
蒙古タンメン中本。
一応ラーメン屋だが、辛いらしいのだ。良く知らんが。
味オンチ・ぽ子は、激辛料理も大好きである。
逆にダンナは辛いものが苦手だからなかなか食べるチャンスがないのだが、そのチャンスが来たって訳だ。
しかし、心配なことがあった。
おとといのカラオケの後からもうずっと胃が痛いのだ。
いい訳ないよなぁ。
しかし誘惑に勝つことができず、朝のコーヒーを止めてまじない程度に牛乳を飲んでから挑む事にした。
着いたのは2時だが、行列である。活気づいている。
頼んだのは、せっかく来たからには一番辛いとされる「北極ラーメン」だ。
見てわかったが、これは「おいしいですよ。」と出しているラーメンではない。
「食えるの?クス(笑)」と挑発しているラーメンだ。
具はほとんどなく、真っ赤なスープに麺が沈んでいるのみだ。
そう、真っ赤(笑)
一瞬たじろいだが、何、サラッと食べちまおう。気負いすぎるとダメだ。
ゲホゲホゲホ!!
ひえ~、辛い!!なんじゃこりゃ。
それでも辛さだけなら何とかなりそうなのだが、どうしてもムセる。
ムセないようにできるだけ息を吸わないように食べるのだが、そうするとズッズッと食べ進むことができず、とても時間がかかる。
鼻がダラダラたれてきた。
そんな時のためか、最初にポケットティッシュを1パックずつくれるのだが、消費のほうも凄かった。助かった。
鼻だけではない。
私はラーメンごときで汗をかくような事はこれまでほとんどなかったが、額から首から手のひらから、汗がブファッと噴き出した。
始めのうちは口紅が落ちないように気を使って食べていたが、そのうち口の周りがヒリヒリしだしたのでティッシュで拭うことになる。
私の化粧がどんどんなくなっていく。
何やってんだろ・・・(泣)
横を見ると、娘ぶー子がもう一段階辛くないラーメンを食べていたが、「もう無理・・・。」と弱音を吐いていた。
きっとあれも私が食べる事になるだろう。
この北極をサッサと片付けないと、お腹が膨らんでしまう。
入っていた具は飾り程度のもやし、途中から麺にまざって肉の薄切りが少し、あとこれも具というならにんにくのスライスだけであった。
辛さの逃げ場がないのだが、うかつに水など飲むともっとひどいことになりそうだったから水はほとんど飲まなかった。
食べ進ませる気があるんだかないんだかわからないようなスープであったが、「辛いだけ」でもなかった。
まぁあまりに辛すぎるのでうまみは半減しているだろうが、それでもギリギリ「辛うまかった」と言ってもいいだろう。
野菜がもっと乗っていたらおいしく食べれたと思う。麺もしっかりしておいしかった。
でももう食べない(笑)
ぶー子の食べた「味噌卵麺」もかなり辛かったが、このあたりまでがおいしく食べられる限界だ。
これは具もたっぷり乗ってておいしかった。
かくして辛いラーメンを1.5人前食べる羽目になった。
案の定胃痛を起こし、お腹を壊した。
ぽ子評価です。5段階で・・・
スープ:評価のしようがない。
麺:プリプリのしっかり太麺。「3」。
具:助けて~。「2」。
総評:今回は単なる「挑戦」だったので、
総評はナシで。
「北極ラーメン」