人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

ヒックとドラゴン

娘ぶー子からの熱烈のお勧めで、レンタル予約の順位を上げたのだ。

一応娘ももうアラサーだが、子供向けの3Dアニメを勧めてきたのだ。まぁあの子に限っては、良くあることだ。子供向けだろうが18禁だろうがグロだろうが、何でも見るのである。

     

監督:ディーン・デュボア、クリス・サンダース

声:ジェイ・バルチェル ( 田谷隼)、- アメリカ・フェレーラ (寿美菜子)

少年ヒックの住むバイキングの住処バーク島には、度々ドラゴンが襲いに来る。

父をリーダーに持ちながらもヒックはひ弱で、戦いには出させてもらえないでいた。

ドラゴンは島を荒らし、食料を盗み出し、火をつけては逃げていく。

ヒックは体は弱いが、頭がいい。密かに作った武器を持ち出し、中で一番の大物「ナイト・ヒューリー」を狙って汚名返上を図ろうとする。

誰もが止めた。誰もが呆れた。誰も見もしなかったが、ヒックはこのナイトヒューリーを見事仕留めていたのである。そして誰も、信じなかったが。

ドラゴン達の巣さえ見つかれば、この戦いはもう終わりにできるのだが。

大人は巣を探しに行き、子供は訓練に励む。

しかしヒックは、どこかに自分が仕留めたナイトヒューリーがいるはずだとコッソリと探しに行く。

そして果たしてそいつは、いた。

ヒックの武器によって、羽が傷つき、飛べない状態で・・・・・・。

一応子供がターゲットになっている作品だと思うが、途中で見るのが辛くなりやめようかと思うほど、感情移入してしまった。

ヒックはドラゴンをやっつけて自分も一人前になりたいと願っていたが、やがて見えてくるドラゴンの本当の姿。

迷いながらも自分のやるべきことが見えてくると、ヒックはどんどん強くなっていく。

真のバイキングとして。

最後の展開は、これ以上ないハッピーエンドで涙が出た。途中でやめないで良かった(笑)

グラフィックも素晴らしく美しく、大人も子供も間違いなく楽しめる作品だ。

ぽ子のオススメ度 ★★★★★

ダンナのオススメ度 ★★★★☆