人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

グッド・ウィル・ハンティング~旅立ち~

当時無名の俳優であったマット・デイモンが脚本を書き、注目を浴びたとのこと。

   

   監督:ガス・ヴァン・サント

   キャスト: マット・デイモン、ロビン・ウィリアムズ

スラムで生まれ育ったウィルは、大学の掃除夫として働き、辛うじて暮らしていた。

酒を飲み、ケンカを吹っ掛け、女の子にちょっかいを出す。

仲間とつるんで荒れた毎日を送っていたが、こんなウィルには天才的な才能があったのだ。彼は仕事先の大学の壁に張り出された数学科の難問を軽々と解き、教授を驚かせる。

こんな中、傷害の罪で刑務所送りになるところを、教授に助け出されるのである。

条件は、教授の用意する問題を解くことと、セラピーを受けること。

教授は何とかウィルを更生させたかったのだが、ウィルの態度にどのセラピストも早々に逃げ出してしまう。

最後の切り札として連れてこられたセラピストが、教授の友人であるショーン。

初回では激しく衝突したが、ショーンは諦めなかった・・・。

う~ん、いわゆる「いい話」なんだろうが、どうにもテンリエが悪くダラダラした感じで、少々退屈であった。

ウィルもここまで突っ張っていて、最後は愛だ女だでハッピーエンドというのも陳腐。

ショーンの言葉にもあまり説得力や響くものがなく、なぜウィルが懐いたのかも疑問だ。

ただ、とうとうショーンに心を許す場面はグッとくるものがあった。

でも「え?なんでこうなる?」という気持ちも拭えなかったが(笑)

辛口、すみません。

ヒューマンドラマとはあまり相性が良くないのかもしれない。

ぽ子のオススメ度 ★★☆☆☆

ダンナのオススメ度 ★★☆☆☆