人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

チンキから軟膏へ

自分を諦めないEE:AE482・・・か何か言って、自分磨きのようなことを始めて数ヶ月。

今まで無頓着だった美容関係に少々気を遣うようになった。

主にヘアケア、化粧、フェイスケア。

何しろ今までほったらかしだったので、今だ試行錯誤しているところである。

今日はその中の「フェイスケア」の経過など。

まぁほったらかしとは言っても、最低限のことはしていた。

夜の洗顔の後の基礎化粧は、そもそもアスタリフトのスターターキットをチビチビ使っていた(笑)

それも面倒になってオールインワンにしてしまったところだったが、色々研究してやはりちゃんとすることにしたのだが。

調べていてとんでもない秘薬を見つけてしまったのだ。

ローズマリー軟膏。

シワ、シミなどが消えると言う、まさに魔法の秘薬だ。

全くもって眉唾だが、市販のいかがわしいボッタクリとはまた違う。手作りの、都市伝説的な秘薬である。

まぁ肌に良さそうなのは確かなので、私も作ってみることにしたのだ。ローズマリーが爆発的に増えてしまったし、ちょうどいい。

ローズマリーチンキ1:ワセリン2

これを湯せんで溶かして混ぜる。

ローズマリーチンキの作り方は、煮沸消毒した小瓶にローズマリー20g(生の場合は倍)と無水エタノール100mlを入れ、冷暗所に2週間~1ヶ月。

・・・とのことだったのだが、40gのローズマリーに100mlのエタノールだと、全然ローズマリーが浸からないのだ。

一応毎日振って馴染ませろとのことだったが、浸って来る感じもしなかったので途中でなみなみエタノールを足してしまった。

結局分量なんて適当、ローズマリーが浸ればいいんじゃないかと思う。

2週間置く、というレシピが多かったが、忙しくてほったらかしになってしまったのだ。チンキを濾して軟膏を作ったのは1ヶ月後。

色は深緑を通り越して、ドス緑になっていた。大丈夫か。

ではいよいよローズマリー軟膏づくりへ。

ローズマリーチンキ。

ローズマリーのウルソール酸には抗菌作用があり、肌の若返り作用が期待されるとのこと。

実は濾すのが面倒で、使う分だけ出して冷蔵庫にしまってしまったのだ(笑)濾したのはさらにその数週間後である。

チンキ30g、ワセリン60gで作ってみた。

ワセリンは、チューブの方が出しやすくていいぞEE:AE5B1

耐熱容器に合わせて、

湯せんにかける。

溶けた。

溶けても、ひたすら混ぜる。

絶えずかき混ぜていろとのことだ。

20分~30分というが、頃合いが分からない。

泡が収まったらというが・・・。

いつまで経っても泡がなくならないので、湯せんの湯が減って来たのだ。

水を足したら泡がなくなってしまった(笑)なのでもう、そこで終了とした。

フチに乾いて固まったやつ、落とすのが大変であった・・・。

温かいうちに容器に移す。

こんなチョッピリだったよ、ハハハEE:AEB64

で、使っているんだが、どうかというと。

硬くてベトベトEE:AE482まるでリップクリームを顔に塗りたくったような感じである。

髪が長いので、あちこち貼りついて非常に不快だ。

使った人の感想は、「肌がプルプルになるEE:AE595」など好評だが、確かにこれだけの油分を塗りたくれば、プルプルにもなろう。

ただし、翌朝の洗顔後だ。

塗った後はとにかくベトベトで、とてもじゃないけどこの後に外出はできない。化粧ものらないだろう。なので塗るのは寝る前限定である。

しかし、じゃあ良くないのかと言われれば、そうでもなさそうなのが悩ましいところである。

油分でしっかりコーティングされた肌には確かにハリが出るし、無添加で安くあがることを考えてもメリットの方が大きい。

なので、しばらく続けてみようと思う。材料残ってるし。

こうして現在、夜の洗顔後には化粧水(敏感肌用無添加ボタニカルというのを買った)のあとにローズマリー軟膏、朝は水で洗い流すだけ、というスタンスになっている。

変化があるとしても、当分先だ。

美容なんてそんな積み重ねだよなぁ。

道は長い。