今週のお題「うるおい」
歳をとるにつれ、乾くようになった・・・・・・・。
言い換えれば、うるおいを失っていくということだろう。
最初は「あれ?」というぐらいだったものが、今ではしっかり実感できる。
特に驚いたのは、ピアノを弾く時。冬場は指が滑るのだ。ローションを塗ると良いと言うので、安いローションを使うようになった。
ハンドクリームの消費も、以前の比ではない。塗っても塗ってもきりがない感じで、今ではパソコンデスクに常備し、気が付いたら塗り込んでいる。
酷いのはかかとだ。
普段目につかない部分だけあり、無頓着であった。それがある日ふと気づいたら、ガビガビにひび割れていたのである。
ハンドクリームを塗ってみたが、まるで歯が立たない。このままただ吸わせて消費するに任せるのは、不経済だ。
そこで思いついてしまった。消費に困っていたアレがあるじゃないか。
以前、庭に生い茂ったローズマリーの使い道がないかと色々調べ、「ローズマリー軟膏」なるものが作れることを知った。シミ、シワが消えるという魔法のような軟膏である。その時に大きな容器で買ってしまったワセリンが、大量に残っていたのだ。
ちなみにローズマリー軟膏でシミ・シワが消えたかと言うと、そんなことが起こる前にワセリンのベタベタに耐えられず、すぐに使わなくなってしまったのだった。効果のほどは分からない。今になって惜しい気もしている。シミ・シワが消えるならベタベタぐらい我慢しろよ。
で、このワセリンを、惜しげなくかかとに塗りたくった。効果は抜群だ。「すぐに」とまではいかないが、2,3日もすればかかとは柔らかく滑らかになったのだ。
ちくしょう、やはりアレを顔に塗り続けるべきであった。
なので、あのベタベタ感さえ我慢できれば、どこに塗っても劇的な効果があると思われ。
でもやっぱりあれを顔に塗るのは、勇気がいるなぁ・・・。
参考までに、ローズマリー軟膏を作った話など。