人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

魔法の軟膏

今週のお題「うるおい」

 

歳をとるにつれ、乾くようになった・・・・・・・。

言い換えれば、うるおいを失っていくということだろう。

最初は「あれ?」というぐらいだったものが、今ではしっかり実感できる。

特に驚いたのは、ピアノを弾く時。冬場は指が滑るのだ。ローションを塗ると良いと言うので、安いローションを使うようになった。

 

ハンドクリームの消費も、以前の比ではない。塗っても塗ってもきりがない感じで、今ではパソコンデスクに常備し、気が付いたら塗り込んでいる。

 

酷いのはかかとだ。

普段目につかない部分だけあり、無頓着であった。それがある日ふと気づいたら、ガビガビにひび割れていたのである。

ハンドクリームを塗ってみたが、まるで歯が立たない。このままただ吸わせて消費するに任せるのは、不経済だ。

そこで思いついてしまった。消費に困っていたアレがあるじゃないか。

 

以前、庭に生い茂ったローズマリーの使い道がないかと色々調べ、「ローズマリー軟膏」なるものが作れることを知った。シミ、シワが消えるという魔法のような軟膏である。その時に大きな容器で買ってしまったワセリンが、大量に残っていたのだ。

ちなみにローズマリー軟膏でシミ・シワが消えたかと言うと、そんなことが起こる前にワセリンのベタベタに耐えられず、すぐに使わなくなってしまったのだった。効果のほどは分からない。今になって惜しい気もしている。シミ・シワが消えるならベタベタぐらい我慢しろよ。

 

で、このワセリンを、惜しげなくかかとに塗りたくった。効果は抜群だ。「すぐに」とまではいかないが、2,3日もすればかかとは柔らかく滑らかになったのだ。

ちくしょう、やはりアレを顔に塗り続けるべきであった。

 

なので、あのベタベタ感さえ我慢できれば、どこに塗っても劇的な効果があると思われ。

でもやっぱりあれを顔に塗るのは、勇気がいるなぁ・・・。

 

参考までに、ローズマリー軟膏を作った話など。

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