人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

12月の落花生

ライブは終わった。これで年内の音楽活動も終わったので、もう逃げる口実がなくなってしまった。

「逃げる」と言ってもこれは、嫌だから逃げていたのではない。むしろ楽しみであった。

ただ、怖かったのである。

収穫期を大きく逃している落花生を掘り起こすことが・・・。

落花生の収穫は、9月の終わりから10月とのことである。

しかしその時に収穫しなかったのは、明らかにまだ早いという感じだったからだ。

下の方の葉が枯れ始めるのが目安らしいのだが、うちの落花生はいつまでも生き生きと伸び続け、まるで衰えていく気配を見せなかった。

伸びた蔓は土に着地して、そこから地中に実をつけていく。

その営みに、終わりが見えなかったのである。

そのままついに12月になり、やがて12月も終わりに差し掛かり、Yahoo!知恵袋に相談したところ、この時期になってしまったらもう実の成長は望めないとのこと。

落花生自身は生きていても、収穫に関してはこのまま育てても無駄らしいので、ついに掘り起こすことにしたのであった。

正直に言う。

あまりに元気だったので、しばらくほったらかしになっていた。

そのせいか、枯れ始めていた。

すまん。

だいぶ弱ってそうだったので、小さなスコップで少しずつ掘っていった。

ジャジャンEE:AE5BE

うん、まぁ、思ったよりは良かったかな(笑)

恐らく一般的な落花生に比べると質も量も半分以下というところだろうが、謎の成長過程を思えば予想よりはマシな状態であった。

さて、採れた落花生の内訳だ。

まず、虫食い8個。

色の悪いの4個。

極小8個。

小8個。

比較的まともそうなの、19個。

この後どうするかは、大きく分けて、乾燥させるか茹でるかであった。

乾燥が、いわゆる良く食べられているピーナッツ。

茹でるのは新鮮な落花生でしかできないとのことだったので、茹でてみることにした。

凄く美味しいと言うが・・・。

虫食い以外は全部茹でた(笑)

画的には普通の落花生だったので写真は撮らなかった。

この茹で落花生、ホントに凄くEE:AEB30美味しかったのでビックリだ。

ほっくりとした豆の食感に、ほのかな甘み。

乾燥前の新鮮なものでしかできないという、贅沢。曲がりなりにも庭で作ったからできたことである。

食べられなかったのは、色の悪かったものだけだ。

小さいものは「未成熟ならではの甘み」というのがあるそうで、可食部分は少ないが、これはこれでまた良かった。

こうして終わってみると、反省点が具体的に浮かび上がって来た。

何事も経験だなぁと思う。次があるなら、もう少しうまくやれるはずだ。

もうちょっと土をきちんと準備してから植える。

もっと広い場所を確保しておく。

花が咲いてきたら、土をかけて地面に這いやすくなるようにする。

覚えてたら、来年も挑戦してみようと思う。