金曜日を殺して(ラーメン食べて帰って寝ただけ)生かした土曜日の話である。
この日のお出かけの目標は3つ。
・お墓参り。
・ラーメンを食べる。
・楽器と楽譜を見に行く。
コースは早稲田→神保町(~御茶ノ水)→神田。
二日酔いのない朝は爽やかで、足取りも軽く朝から電車になど揺られていた。
霊園の近くにはブックオフがあり、ダンナが時々CDや楽譜を探しに入る。
その間私はゲームソフトを見ていて、今どきはかなり値下げされているPS3のソフトをつい買ってしまうという繰り返しだ。溜まる一方。
今回のソフトは、250円であった。オブビリオン。
九段下で地下鉄を降りると、神保町まで歩く。
この古本の町でとある楽譜を探すのだが、古い楽譜だ、やはり見つからなかった。
そもそも楽譜自体の数が少なく、洋楽、古い、などと条件を絞るといくらも選べないのである。
欲しかったのはクィーンの楽譜だ。Save meの載ってるヤツ。
昔うちにあったらしいが、誰かに貸したまま帰って来ないという。
まぁ逆もまた然りだ。「闇にする」などと言ったものである。
御茶ノ水では、楽器を見た。文字通り見ただけで、買いはしないのに音だけ出して、機能の確認をしただけである。
これにて買ってもらえることが確定し、Amazonでポチッてもらったのだ。
それにしても、楽器屋さんが激減していたので愕然とした。
ここは楽器の町ではなかったのか。
楽譜も見つからなかったので新宿でも見て回ったのだが、ここでも驚きの変化が。
楽器売り場がレコード売り場になっていたのである。
そして移動していた楽譜売り場は、本の売り場の一部に縮小されていた。
また別の楽器屋では商品が減り、キーボードの売り場はなくなっていた。
「楽器業界に何が起こっているのか・・・。」
私達は力なく、売り場を後にした。
余談だが、Save meの入った楽譜は1冊、あることにはあった。
しかしピアノ譜で、ギターのダンナには必要がなく、他にいらない曲もたくさん入って3千円だ。
私は欲しかったが、自分でコピーすればタダなのである。観念した。
6日間も我慢した後のお酒だったので、KIRIN CITYでちょっといいビールを飲むことにした。
ちょっといいビールのお店は、ちょっといいつまみも高い。
「もうちょっと待っててね。もうすぐ私が食べさせてあげるから。」
いつかひと山当てるまで待て、という、稼ぐあてのない私のほのかな足掻きなのだが、この頃そろそろその山が当たりそうな気がしている(笑)
喧シはもう考えてあるんだぞ。
そして地元に戻り、2軒ハシゴして、家に帰った。
翌日はPの10周年だ。昼に待ち合わせをしているのだ。
二日酔いが軽症で済みますようにと願いながら眠ったのであった。