ゾウの雄叫びを録音しに、またキボコ湿原だ。全くできる気がしない。
しなくとも、やらなくてはクリアできないのだ。
何か進歩があればいい、と言い聞かせ、重い気持ちで向かう。
もう慣れたものだ、躊躇なくゾウの群れへ車で突っ込んでいく。
機材と共に車を降ろされ、さて、ここからだ問題は。
襲われてしまったら、またベースキャンプからのスタートになってしまう。
慎重に、ちょっとまだ距離があるかな?というあたりで一度マイクを構えてみた。
そのまま様子を見る。
「ちょっと怒らせた方がいいぐらい」とは、いかように・・・、「CLEAR!」。へっEE:AEB2F
確かに誰か遠くでパオパオいってた気もするが、あんなんで良かったのか。
結果的に、近づき過ぎていただけだった模様。
ちょっと離れて待っていれば良かったようだ。別にわざわざ怒らせる必要もなし。
この結果を持ち帰り報酬をもらったら、次の依頼に挑戦。ヘロエ湖で何か撮って来よう。
エリアに入るとブッシュバックが2頭いたので、そこにターゲットを絞る。依頼は「全身」だ。
すばしっこく、車の気配ですぐに走って逃げてしまう。
仕方がないので一度車を降り、歩いて追った。
距離が近くなったらしゃがんで近づく。
こうしてそこそこの距離で全身を撮ることができたが、難を言えば大きな草がちょこっと体にかかってしまっている。できればもうちょっと近くで撮りたくもある。
とりあえずその場所では諦めて先に進むと、また別のブッシュバック2頭を発見。ブッシュバックは2頭単位で行動するのだろうか。
やはり逃げるので、歩いて追った。
ギリギリまで近づきしゃがんでいると、気配が消えたのかこちらを気にせず寄って来たのだ。
チャ~~~ンスEE:AEB30
ふ、震えるぜEE:AE595
辛抱、辛抱、そのまま動かず、シャッターを切っていく。
どんどん近づいてくる。向こうがこちらに気付いて逃げるまで、撮り続けよう。
やがてこちらに気付いて一目散に逃げたが、いいのが撮れたぞ~~~~EE:AE474
依頼通り、全身、しっかり大きくど真ん中に写っている。
これもとっとと送ってしまおう。
帰りがてら他のターゲットを探すも見つからなかったので、ベースキャンプで撮れたての画像を送信。
アングルとターゲットが「エクセレント」、距離とテクニックが「マーベラス」、私としては全部マーベラスでいけると思ったので、悪くない結果でもちょっとガッカリだ。
新しく、チーターの狩りシーン撮影の依頼が来た。
一応受けたが、探すところからである。
林、・・・林。
どこかにあったかな??
ブッシュバック。