「メスライオンに限界まで近づいて撮ったもの」。
またご無体な依頼を・・・EE:AE5B1
動物に襲われると、カメラに保存してある画像がパーになってしまうのだ。
襲われる前にいわゆる警告期間的な猶予がいくらかあるが、その猶予や距離は、動物によって違う。
ライオン、早そうだなEE:AEB64
その辺の駆け引きが、ポイントになるだろう。
前回メスライオンを撮った、キワンジャ平原へ向かう。
どこにいたっけねEE:AEB67
こんななんも目印のない平原だ。場所なんか覚えちゃいないよEE:AE4E6
やみくもに車で動き回り、適当に停めては望遠鏡を覗く。
あ。
意外と簡単に見つかった。
平原で一匹、悠然と横たわっていた。目立つわ。
休んでいてくれたのはラッキーだが、さて、どうするか。
後ろから行けば気づかれにくそうだが、それでは写真も背中になってしまう。
そういえば「茂みに隠れて撮れば」とか言っていたな。
繁み・・・、なくはないが・・・。
まずは背後から少し距離を詰めておく。
しゃがんで歩いて、ライオンから少し離れた場所にある茂みを目指す。
茂みの中では、ライオンが見えない。
茂みのちょっと横に場所を決めたが、これ、隠れてないじゃんEE:AE5B1
まぁいいや、気付いてないみたいだし。
で、撮る訳だが、茂みが少し入っちゃうし、アングルもイマイチ。
距離だってそんなに近いとは言えない。
でもこういったゲーム上で「茂みに隠れて撮ればいい」なんてヒントが出るという事は、もはや「茂みに隠れて撮れ」と言っているも同然だ。
つまり、この距離でいいのではないか。
というか、もうこれ以上寄るのは怖いから、そう思いたいのよEE:AEB64
これでいいに違いない。そう言い聞かせて車に戻った。
車なら、徒歩よりは安全である。
ちょっと車でもっと寄ってみるか。
車は安全な代わりに気付かれやすい。
ということはそれだけ寄れないという事になるが、結果的にさっきの茂みより近づいた(笑)
車でこの距離まで寄れるのだ。ホントはもっと踏み込むべきだろう。
でももういい、怖いEE:AEB64
曲がりなりにも撮れてはいるから、評価は低くても失敗にはならないだろう。
茂みから撮った方。
葉っぱ、邪魔EE:AE5B1
車から撮った方。
こっちの方が小さく見えるが、フレームに入りきらなかったので少し小さくしたのだ。
ちなみに、被写体の大きさは距離の評価には影響しないので、実際にどれほど近づいたかが決め手になる。
後者を使った。
やはり距離の評価だけが低かったのだ。
いったいどこまで寄れと・・・・・・・。