週末の酒鬱が抜けん。
もう当分、家族以外の人と飲むことは自粛したい。
自分に責任が持てないのだ。恐ろしくて仕方がない。
思い出さないようにしているあの夜の記憶の蓋が動き出しそうでまだ必死に押さえているが、それもまた卑怯な気がして気が滅入る。
買い物に行く気力もなかったので、あるもので済ませることにする。
幸い、前日適当に買い出した食材が余っていたので、困ったことにはならなかった。
脂のしっかり入った分厚い巨大なポークソテー。
そこから出た油で炒めた野菜炒め。
角煮の残り汁と焼き鳥の残りで炊いたご飯。
辛うじて汁物だけはモズクにトマトと玉子、と油っ気はなかったが、こんな夕食である。
お腹が膨らんだだけでなく、油ギトギトで気持ちが悪くなった。
しかし気持ちが荒んでいたので、妙に満たされた感じがあった。
ザマアミロ、というような、真っ当な世界への反逆的な。
不健康なものを食すという悪事を働く非行。
どちくしょうめ、今夜はハンバーグだ。今週はもう投げた。
ヤケクソである。
油分で自己破壊だ、ダイエットなんて知ったことか。
やさぐれている間にも、時は流れる。
自ら作ったバンド練習予定表など、あの夜の記憶と一緒に蓋の中に葬ってしまったわ。
もはやこちらも知るのが怖い状態。
私は今、とことん現実から逃げている。
ブルース歌うにゃベストコンディションじゃ、日曜のリハは任せてくれ。
でもそのためには、蓋を開けて現状を把握しなくては。
歌詞も譜割りも構成も、、、おい、しっかりしろ!!
あぁエルたん、あなただけが心の救いだ。
もうずっと一緒に布団にこもっていたい・・・・・・・。