しまった・・・・・・、やっちまった・・・・・。
1日、寝て終わってしまった・・・・・・。
当然原因は、アレ・・・、である・・・・・。
ダンナ、10時半に帰宅。
最近の残業地獄の中では、早い帰宅である。
そして週の真ん中水曜日。
プシューという音で始まる晩ご飯なのであった。
そのプシューだが、間違えて一度凍った方をダンナに出してしまったのだ。
先日急いで冷やすために冷凍庫に入れたまま忘れていたものだが、もったいないじゃないか、私が飲むつもりでまた冷蔵庫に入れておいたのだ。
しかしそれはダンナの2本目のビールとなったが、彼は全然気付かなかった。
そんなものである。
知らない方がいい事も世の中にはあるのだ。
黙っている事で私はダンナの人生から不幸を一つ、阻止したのである。
久しぶりの晩酌。
やがて娘ぶー子も加わり、食卓に笑い声が上がる。
おもろい。
酔いは×1.5の効果を出し、楽しい話はより楽しく感じるのである。
楽しい話は酒を促進し、酒は楽しい話を盛り上げる。
頂き物のワインがムチャクチャ美味しく、そんな気持ちにさせてくれた普段の安ワインに感謝である。
寝た時の記憶がない。
ダンナが猫にご飯を持って来たので、目が覚めた。朝である。
しもたー、寝坊した!!
朝ご飯と弁当、ウッ、・・・二日酔いだ。
絵に描いたようなやられようだ。学習せいEE:AE4E6
どうしよう朝ご飯、何かあったっけ??
ジャーを覗くと、ちゃんと炊いてあった。ただし1合。
これでは弁当の分まで回らないではないか。
・・・と言うとダンナは、朝ご飯の分を減らして弁当に足した。
おかずは確か、卵を焼いた。
まだ酒が残っていたのだろう、よく覚えてないのだ。
インスタントの味噌汁は「いらない」と残して行った。
次は弁当だ。
焼肉用の肉が買ってあったのでそれを焼いたが、脂が多い肉だったため、味付けが馴染まない。
薄味で脂ギトギトの焼き肉。
あとは冷凍品と昨日の残りだ。
一難去って、また一難。次はぶー子である。
ジャーがカラッポなので、快速でまた炊かなくてはならない。
アホらしいがまた1合だ。
私は昨日の自分に聞きたい、どういうつもりだったのかを。
もう卵を焼く元気もなかったので、おとといの残り物を温めて出した。
私がしみしみ食べようととっておいたものだが、今は調理するほうが苦痛である。
弁当の残りの脂肉を見て「うまそう」と言ったので、それも出した。
さっき私も食べたが、全然美味しくはなかった。
すまぬ。本当はちゃんとレシピを調べて、美味しくするつもりだったのである。
でも酒が・・・・・。
みんな出かけて行くと、倒れるように布団に潜り込む。
台無しだ、もう平日の酒は止める。
とうとう今日は外にも出なかったし、パジャマも着替えなかった。
脂っけー肉を食べてネットサーフィンし、小説を2、3ページ読んでは眠った。
買い物に行かなかったので、晩ご飯もあるものでできるように変更だ。
トホホ・・・、何だったんだ、昨日のあのハピネスは。
それと引き換えに1日丸損である。死神との契約か。
冷蔵庫を開けると、ちゃんと朝ご飯のためにゆで卵を切ってツナのソースも作ってあり、後はパンに挟むだけの状態になっていた。
頑張ってそこまでやって寝たのに、記憶をなくすために無駄にしてしまったのだ。
弁当用のチキンも、ちゃんと焼いてあった。
それでも楽しい時間があったからいいじゃないか、そう思おうとしたが、今となってはほとんど思い出せないのである。
こうなるともう後悔しか残らないが、不思議な事に、こういう記憶も面白い程すぐに忘れてしまうぽ子である。
来週あたり、またやってしまいそうな予感。