人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

・・・酒(泣)

飲み始めた酒に抗う術を持たないぽ子である。

昼夜逆転に傾きかけている事もあり、3時まで飲みながらゲームだ。

しかし誰しも、「来月になったらもうこの子とはお別れなのよ」と言われれば今月のうちにこの子とたくさん遊んでおくだろうし、「来月から忙しくなるぞ」と言われれば今月のうちにたくさん遊んでおくだろう。

こんなに一生懸命お酒と遊んであげるのも、今月限りの予定なのだ。

と言い訳しながら、セーブすることなく飲んでいた。

だいたい、水曜日ぽ子が休みで木曜日ダンナが休みで金曜の今日はぽ子が休みなのだ。

何となくヘロヘロと酒を飲んでしまいやすい状態だったのだ。

四捨五入の法則である。

もうどうせ今週はこんなに飲んじゃったんだから、週明けまで飲んじゃえ!と。

それを見込んで朝ご飯は惣菜パンを買ってあったので、グデーッと寝て過ごしてしまった午前中である。

弁当のためにとっておいた、茹でてあるスパゲッティと切ってある肉に野菜、朝ご飯のためのロールパンとソーセージとコロッケが足手まといになってしまった。

昼になったが、ここらで一発気合を入れようと、庭に出て草むしりを始めた。

草むしりは好きなので、重宝している家事である。

地味で目立たない仕事だが、かなり体力を使うので、これをやっておけば胸を張って後の時間を過ごせるのだ。

で、かなり体力を使ってしまったので、残りの時間を台無しにしてしまった。

ソファとは座るためのものだと思うが、圧倒的に寝ている事の方が多い気がするぽ子である。

明日は潮干狩りに行くので4時起き、5時出発とダンナは吠えているが、こんなに寝まくって、今夜も飲んだら、一体寝るのは何時になるのだろうか?

もういい加減飲みたくもない気分ではあるが、飲まなきゃ眠れないのだ。

10時か11時ごろに寝れれば理想だが、眠るための酒宴のスタートは9時ごろの予定である。

10時11時じゃ、まだ「楽しい酒」が「眠い酒」に転じない時間帯である。

つーかもう、飲みたくもないんだけど。

勘弁してくださいよ。

飲みますけどね。

ゴングは9時である。