ハンカチ必須系かしら??と覚悟を決めて臨んだが・・・。
監督:中野量太
キャスト:蒼井優、竹内結子、松原智恵子、山﨑努
実家の父親が認知症に。一人暮らしの芙美、夫の仕事でアメリカで暮らしている麻里の姉妹は、協力して年老いた両親を支えていくが、それも限界が近づいてくる。
施設に入れた方がいいんじゃないか。
いよいよそんな話が出る頃に、父親は入院することに。
家族は大きな決断を迫られる・・・。
家族愛溢れる、と言えば聞こえはいいが、これでもかと感動を詰め込もうとしている感じで、ストーリーに芯がない。ブツ切りの感動を繋ぎ合わせたような印象だ。
これは父親が認知症になっていく悲話なのか。
夫婦愛を描きたいのか。
芙美や麻里がたくましく生きていく話なのか。
最初に出て来た子供の伏線や、麻里の息子の変化も生かせていない。
どれも中途半端で、何を伝えたかったのか、良く分からなかった。
ぽ子のオススメ度 ★☆☆☆☆
ダンナのオススメ度 ★★☆☆☆