人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子56歳。

長いお別れ

ハンカチ必須系かしら??と覚悟を決めて臨んだが・・・。   

     

  監督:中野量太

  キャスト:蒼井優、竹内結子、松原智恵子、山﨑努

 

実家の父親が認知症に。一人暮らしの芙美、夫の仕事でアメリカで暮らしている麻里の姉妹は、協力して年老いた両親を支えていくが、それも限界が近づいてくる。

施設に入れた方がいいんじゃないか。

いよいよそんな話が出る頃に、父親は入院することに。

家族は大きな決断を迫られる・・・。

 

家族愛溢れる、と言えば聞こえはいいが、これでもかと感動を詰め込もうとしている感じで、ストーリーに芯がない。ブツ切りの感動を繋ぎ合わせたような印象だ。

これは父親が認知症になっていく悲話なのか。

夫婦愛を描きたいのか。

芙美や麻里がたくましく生きていく話なのか。

最初に出て来た子供の伏線や、麻里の息子の変化も生かせていない。

どれも中途半端で、何を伝えたかったのか、良く分からなかった。

 

ぽ子のオススメ度 ★☆☆☆☆

ダンナのオススメ度 ★★☆☆☆