人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

メタボリックではないが。

EE:AE549脱☆メタボリックの続きになってますEE:AE549

要精密検査。

要観察まではいったことはあったが、どれも一時的なもので、これまで問題になるようなことは一度としてなかった。

それが一気に精密検査である。私はビビッた。

それも、引っかかったのは乳がん検査である。

「数値が悪い」のとは違い、「ある」か「ない」かだ。そして、「ない」ものは映らないのである。これは私のチチに何かがあるということを、確実に示しているということになる。

引っかかったのはエコーで、確かに検査中、やたら一ヶ所をしつこく撮ってるな、とは思った。

その時点であれこれ考えても仕方がないのでそれきり忘れていたが、やはり何かあったということか。

また私は必死になっていろいろ調べまくったが、ここまでは良くあることのようだ。

多くは良性で、悪性であることは全体の数パーセント、極めて稀とのことである。

しかし少なからず悪性がいるわけで、それが自分でないかどうかなど、確率は全く関係ないのだ。

なる時にはなる。

私にできることは、早く結果を出すことであった。

万一悪性だった場合、進行していくのである。

要精密検査の案内の中に、乳腺科のある病院の一覧も入っていた。

ここから近い病院もあったのですぐに電話をしてみたのだが、なんと検査まで1ヵ月半待ちとのこと。

他の病院も、似たようなものであった。1ヶ月は待たされる。

これは北斗晶の影響らしい。

早期発見のため、早く病院へ行け!と言っているらしく、女性が殺到しているとのことであった。

ちょっと待ってよーEE:AEB30こちとらガン抱えてるのかもしれないのだ、「念のため」なんていう悠長な輩の後回しにされるのは納得がいかない。

個人経営のクリニックだと早く診てもらえるようだが、気持ち的にはちゃんとした設備のある病院で信頼のおける医師がいるところがいい。

もう待つのは仕方がない。

さしあたって私は最悪の結果だった場合にかかりたい病院を決め、そこに予約を入れた。1ヶ月待ちだ。

それと平行して、検査だけでも早く受ける方法を考えた。その結果を持って予約した病院に行こうと思ったのだ。そうすれば、検査の分だけ時間が省ける。

八重洲に検査を専門にしているクリニックを見つけたのだ。

乳腺外来もあり、乳がんの検査には特化している。

電話をして10日ほどで検査。エコーでやはり異物があるとのこと、それが何かを判断するために、組織の一部を取るとのことであった。

この針生検にまた10日ほど待たされ、さらにまた結果に10日ほど。

結局結果までに1ヶ月かかり、地元の病院の予約はもうあと3日となっていた。

で、結果はシロであった。

ただ形が不鮮明で、悪性の特徴を含んでいる。

99%シロだが、半年後にもう一度検査してクリアにしましょう、ということになった。

これまた歯切れの悪い・・・。

私はそれこそ毎日毎日乳がんについて調べたが、良性→様子見からの悪性というパターンをいくつも見た。

考えても仕方がないので次の検査までは忘れることにするが、せっかく早く見つけられたのに、なんだか解せないのー。良性でも取っちゃってくれた方がスッキリするんだが。

次は6月だ。

また歩いて帰るとするかの。