人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子54歳。

 

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梅割り3杯は非常に危険

やっぱり梅割りは、2杯程度までにしておいた方がいい。

昨日もまたウォーキングに出て、早くから開店している飲み屋へ。

ここでしこたま飲んで、久々にやってしまったのだ。正確に言うと、店を出てからだが。

もはや原因は思い出せない。

ダンナとケンカになり、ダンナは先に帰ってしまった。

私は私でもっと飲んでやろうと、久しぶりに駅に近いバーに向かった。

そのバーに行くのはせいぜい年に一度、たいがい泥酔しているので、きちんとした記憶として刻まれていない。

私は看板を見てそのビルに入り、お店のあるフロアへと階段で上がっていった。

お店は、マンションの一室のような造りになっていたはずだ。確か普通にドアがあった。

ところがそのドアは開け放たれていたのである。

なので私は店主を驚かせてやろうと思い、低くしゃがみこんでカウンターの影から潜入したのだ。

「わっ!!」

カウンター中ほどまで来たあたりでビックリ箱のように飛び出してみると、そこには見たこともない人が驚きもせず、汚いものでも見るような目でこちらを見ていた。

「あれ・・・?こちらバーKではありませんでしたか??」と聞くと、彼は極めて冷淡に「それは隣のビルです。」とだけ答えた。

間違えたかEE:AEB64

もういいや、何かテンション下がっちゃったわ、相当酔ってるみたいだし、帰ることにしよう。

バスの中からダンナにLINE。

ケンカの続きをするつもりが途中で送信されてしまい、ダンナからは「ヨークマート。」という近所のスーパーの名前がひとこと返ってきただけであった。

ま、いっか。こんなに酔ってはろくな結果にならん。

家に着くと、まだダンナは帰っていなかった。

ヨークマートにいたのなら、とっくに着いていていいはずである。

まぁすぐに帰ってくるはずだ。

私は物陰に隠れ、脅かしてやろうと待ち構えていた。

そのまま少し寝てしまったようだ。寒くて目が覚め、まだダンナが帰っていないことを知る。

もう一度部屋に戻り、くまなく探してみる。

そもそも靴がない。

ダンナは自分の靴まで隠して私を驚かすような人ではない。

つまりダンナはまだ帰っていないのである。

時計を見ると、最後のLINEからもう2時間ほど経過していた。

おかしい。

こちらからダンナにLINEを送ってみても、反応はない。

いや、まさかとは思うが、万が一なんてことがあったら・・・。

万が一・その1。飲み過ぎて体のどこかに支障をきたし、倒れる。

万が一・その2。飲み過ぎて転ぶなどから引き起こされる事故。

万が一・その3。飲み過ぎてどこぞで寝込み、凍死。

一方、万が一以外の可能性を思いつくことはできなかった。

どの万が一も、行き先は救急車である。私は119へ電話をしてみた。そして事情を話し、この辺で救急車が出たかどうかだけでも教えてもらえないかと言ってみた。

返事は冷たいものだ。「個人情報になるので一切お答えできません。」

こっちは2時間前に別れたまま連絡が途絶えているのである、相当飲んでいたし、心配だ、じゃあどうすればいいのか、と食い下がると、警察に電話したらどうですかと言う。

仕方がないので警察に電話した。とにかく救急車が出たかどうかだけ分かればいいのである。

110にかけてこれまでの経緯を説明すると、ここは警察署の総括になるから、地元の警察に電話しなさい、と番号を教えられる。

そこへかけてみれば、今度は「救急車は管轄が違うので、分からない」の一点張りだ。

じゃあどうしたらいいのかと聞けば、救急へ、と言う。

だんだん腹が立ってきた。

それぞれの言うことは分かる。

しかしこれではあまりにも縦割り過ぎて、どこにも私のようなケースが入る場所がないではないか。

「ここではない」ポイッ、おしまい、ではなく、じゃあどうするべきなのかを明確にするべきではないのか。

私は再度119へ電話をして、仰るとおり警察に問い合わせましたが、救急は管轄外なので救急に聞いてくれと言われたと言った。

恐らく電話の相手は、先ほどと同じ人間だ。

そして「個人情報なので教えられない」と繰り返すだけでなく、そんなことオレが知るかというぐらいの横柄な物言いである。

突然連絡が途絶えて2時間も経てば、家族が心配するのは当たり前でしょう!!じゃあ私はどうすればいいんですか!!と食って掛かると、「救急車に運ばれたのなら、そのうち連絡が来るんじゃないですか。」とシレッとして言いよった。

ラチがあかないので、また地元の警察に電話をした。

救急は何も教えてくれない、心配だ、どうしたらいい、と詰め寄ったら、向こうも困ってしまったようで、「捜索願いを出しますか・・・。」と言った。

そ、捜索願・・・。それもちょっと違うような・・・。

「・・・もういいです・・・。」

諦めて、探しに出ることにした。

その辺で寝ている可能性もある。

人目につくような場所で寝ることは考えにくい。

しかし人目につかないような場所は、真っ暗で怖いEE:AEB64

最後のスーパー近辺を探し、見つからなかったので家に戻る。もう待つしかできない。

やがて「今から帰ります」というLINEが唐突に入った。

今から帰る??どこかにいたのか??そりゃどこかにはいるだろうが、どこかで何かをしていたかのような口ぶりである。

帰ってきたダンナはひとこと、「公園で寝てた・・・。」と言った。

公園で寝てた・・・。

公園で寝てたEE:AEB64

かくして朝が来ても、全く起きる気にならなかった自分であった。