4猫の中で一番ストレスがかかっているのは「ラッキー」だろう。
そのせいか、体の不調はラッキーに多い。
今度は尻尾に大きなコブのようなものができていたのだ。
検査は前回の毛包嚢胞の時と同じく、まずは組織を取って検査に出す。
それでもわからない場合は切除して検査、ということになったが、最初の検査の段階で大まかな結果は出た。
ほとんどが脂肪であり、あまり心配はないだろうとのこと。
ただし、100%ではない。
確実な結果を知るにはやはり切除の必要があり、尻尾という場所柄、ちょっとそれは難しいという。
なので、様子をみていくことになったのだった。
その様子見の1回目が今日。
尻尾の方はホントに様子見、という感じで触っただけで終わったのだが、ちょっと気になることがあったので聞いてみたのだ。
ご飯を食べていないのである。
欲しがるのであげても、プイッと背中を向けてしまう。
しばらくすると皿は空になっているので「観念して食べたか」と思っていたのだが、ある時、大五郎がみんなの食べ残しを食べて回っているのを見てしまったのだ。
ええっ!?ラッキー、もしかして食べてなかったの!?
気にしてみると、ほとんど食べていない。
そういえば、食べていないからか、最近吐かなくなったなEE:AE5B1
・・・ということを相談してみたら、もう高齢だし検査してみましょう、ということになった。
その結果が、腎不全だったのである・・・。
老猫には多い病気と聞いたが、無知なためにこの数値がどれほどのものを示しているのか、私にはわからない。
ただ、このように数値に表れる頃には、もう腎臓の75%はダメになっているとのことであった。
腎不全は治らない病気だそうで、残された腎臓を大切に使っていくということになる。
また、肝機能の数値も若干悪いとのことで、ガンの検査もすることになった。
13歳。
人間だと68歳。
4匹とも完全なイエネコなのだ、どの子も最期を看取ることになる。
いつかこんな日が来ることは分かっていたが、正直まさか本当に来るとは、というほど実感がない。
ラッキーにはずいぶん我慢を強いてきた。
その報いが自分でなくラッキーにいってしまったことが悔やまれる。
これからはラッキーの幸せを一番に考えてあげたい。
腎機能
BUN(尿素窒素):37.2
CRE(クレアチニン):2.2
肝機能
GOT:64
GPT:103
その他
TCHO(総コレステロール):200