人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

備えあれば憂いなし

第一段階:異変を感じる。

第二段階:その異変が地震だと気づく。

第三段階:その地震に恐怖を感じる。

第四段階:その地震の大きさに恐怖を感じる。

第四段階は、記憶にある限りだと、東日本大震災の時ぐらいである。

しかし今日のは大きかったなEE:AE5B1

恐怖を感じた原因は、単に大きさだけではない。

「えっ、ちょっと、大きい!?」と思ったその時、私はあることを思い出していた。

Facebookの書き込みである。

その方は気象情報や警報などを時々投稿していて、同じ市民としてなかなか助かっていた。

地震情報もしかり。

第一段階あたりで迷ったまま収束してしまった時など、「あ~、やっぱり地震だったのかぁ」などと逆に安心しちゃったりもする。

その投稿主が、「地震雲?」というタイトルで写真を載せていたのであった。昨日の夜のことだ。

これは予報ではない。

私はあまり気にしていなかったのだが、思いがけず大きく揺れ始めたので一気に「あれは地震雲だったんだ!!」と信憑性を帯びた。

となると、これは大地震なのか。

立川断層だとか、首都直下型地震だとか、今までに見てきた情報が頭の中で錯綜する。

混乱してパニック寸前だ。ここへ携帯の警報がピュンピュンと鳴り響く。

ヤバい、どうしよう、どうしたらいいんだ、私は立ち上がったまま右往左往し、とっさに猫を見た。守らなくては。

守るって!?どうやって!?猫は4匹いるのだ。そして地震は進行中。もっと大きくなる見込み。

4匹??いや、3匹だ。エルだけ2階の寝室である。

3匹と1匹をどうする!?足元を3匹のうちのどれかがへっぴり腰で通り過ぎた。

全部2階に連れて上がるか、その前にエル大丈夫か、ひとりぼっちだぞEE:AEB30

正しい判断なのかえこひいきなのか、それすら分からぬままリビングを飛び出して階段を上る。・・・その途中でこっちに下りてくるエルとバッタリ会った。

怖かったのねEE:AEB69

それをひょいと持ち上げて寝室に連れて行き、ドアを閉める。

今度は残り3匹を寝室へピストン輸送だ。

以上であった。地震は治まっていた。

あぁビックリした。

動き回っていたので地震の大きさはあまり感じなかったが、あの警報、何とかならんかねEE:AE5B1臨場感あふれて恐怖心倍増だよEE:AE5B1

それにしても、何の備えもできていないことを思い知った。

備蓄や耐震もそうだが、とっさに4匹の猫をどうするのか。

実際になってみて分かったが、私は1階が潰れる想定で動いていた(笑)

確率で言えばそれは低いだろう、もっとやるべきことがあったはずである。

備えないので憂いばかりである。

いいきっかけになった。色々考えよう。

・・・明日やらなかったらもうやらないだろうな(笑)