第一段階:異変を感じる。
第二段階:その異変が地震だと気づく。
第三段階:その地震に恐怖を感じる。
第四段階:その地震の大きさに恐怖を感じる。
第四段階は、記憶にある限りだと、東日本大震災の時ぐらいである。
しかし今日のは大きかったなEE:AE5B1
恐怖を感じた原因は、単に大きさだけではない。
「えっ、ちょっと、大きい!?」と思ったその時、私はあることを思い出していた。
Facebookの書き込みである。
その方は気象情報や警報などを時々投稿していて、同じ市民としてなかなか助かっていた。
地震情報もしかり。
第一段階あたりで迷ったまま収束してしまった時など、「あ~、やっぱり地震だったのかぁ」などと逆に安心しちゃったりもする。
その投稿主が、「地震雲?」というタイトルで写真を載せていたのであった。昨日の夜のことだ。
これは予報ではない。
私はあまり気にしていなかったのだが、思いがけず大きく揺れ始めたので一気に「あれは地震雲だったんだ!!」と信憑性を帯びた。
となると、これは大地震なのか。
立川断層だとか、首都直下型地震だとか、今までに見てきた情報が頭の中で錯綜する。
混乱してパニック寸前だ。ここへ携帯の警報がピュンピュンと鳴り響く。
ヤバい、どうしよう、どうしたらいいんだ、私は立ち上がったまま右往左往し、とっさに猫を見た。守らなくては。
守るって!?どうやって!?猫は4匹いるのだ。そして地震は進行中。もっと大きくなる見込み。
4匹??いや、3匹だ。エルだけ2階の寝室である。
3匹と1匹をどうする!?足元を3匹のうちのどれかがへっぴり腰で通り過ぎた。
全部2階に連れて上がるか、その前にエル大丈夫か、ひとりぼっちだぞEE:AEB30
正しい判断なのかえこひいきなのか、それすら分からぬままリビングを飛び出して階段を上る。・・・その途中でこっちに下りてくるエルとバッタリ会った。
怖かったのねEE:AEB69
それをひょいと持ち上げて寝室に連れて行き、ドアを閉める。
今度は残り3匹を寝室へピストン輸送だ。
以上であった。地震は治まっていた。
あぁビックリした。
動き回っていたので地震の大きさはあまり感じなかったが、あの警報、何とかならんかねEE:AE5B1臨場感あふれて恐怖心倍増だよEE:AE5B1
それにしても、何の備えもできていないことを思い知った。
備蓄や耐震もそうだが、とっさに4匹の猫をどうするのか。
実際になってみて分かったが、私は1階が潰れる想定で動いていた(笑)
確率で言えばそれは低いだろう、もっとやるべきことがあったはずである。
備えないので憂いばかりである。
いいきっかけになった。色々考えよう。
・・・明日やらなかったらもうやらないだろうな(笑)