<<自動投稿になってます。コメントのお返しが遅れますEE:AEAD9EE:AEAD9EE:AEAD9>>
「はいは~い、あらあらイイ子ちゃんね~EE:AE595どったのかちらEE:AE483え~う~、あぁカワイイッEE:AEB30」
てめーん家の飼い猫にこの有様のバカ親(親なのである)だ。
恐ろしい事に、ダンナも全く同じ口調で猫可愛がりをしている。会社の人に見せてやりたい(笑)
こんな調子なので当のエルの方も、かなり人間に依存している。
ここまで来ると「分離不安」という過剰な依存になっているようなのだが、もう私達のほうが子離れ(子なのである)できないのだ。一生共依存でいく覚悟である。
そんなんでどこへでもついてくるエルだ。
一人で猫社会に置き去りにされるのを恐れており、人が移動する気配にとても敏感だ。
エルとしては、2階の寝室にママ(ママなのである)とふたりで閉じこもっていたい。
なので、夜寝る時間にはことさら「人間移動センサー」が過敏になるのだ。
私は寝る前に薬を飲むので、寝室に氷水を持って行く。
その製氷室からガシャガシャという氷を砕く音が、エルへの合図になっている。
どこにいてもすっ飛んで来る。こちらから探す必要はない。
ところでこの水は、エルも寝室で飲むのだ。これも儀式化している。
ベッドサイドの小皿に氷ごと入れてあげると、時間をかけてそれを飲むのだ。
氷を入れるのは、私のアイデア(アイデアなのである)だ。きっとエルも氷水が飲みたいに違いない、という親心なのである(笑)
そして一緒に布団に入って寝るのだが、この頃はずいぶん暖かくなってきたので、布団に入らなくなってしまったのだ。
それでもたいてい布団の上(まだ毛布と羽毛布団とを肩までかけて寝ている親なのである)にその気配を感じることができたので、一緒に寝ているという感覚であった。
昨日もいつものように水を飲み、私は薬を飲み、スマホをいじりながら睡魔の訪れを待っていた。
どれぐらい時間が経っただろうか、そろそろ本格的に眠くなってきたので電気を消そうと思う。その前に、エルの確認。布団の上。あれ?
いない。
まぁ珍しいことではない。
時には窓から外を見ているし、暑いと感じれば床の上で寝ていることもある。
まず私はベッドの中からぐるりと部屋を見渡したが、見つからない。
せっかく眠くなったのにしょうがないなぁ、と仕方なく立ち上がる。
部屋のどこかにいるのだろうからそのまま寝てもいいのだろうが、万が一、ということもある。
どこかに引っかかって気を失っていた、なんて想像をしてしまうのが親なのだ。娘ぶー子もどこかで死んじゃうんじゃないかと、何度気を揉んだことか。
カーテンをめくって窓際を探す。あれ?いない。
キャットタワーについている箱状の部屋を覗き込む。いない。
この2ヶ所が怪しいのだが、ここにいないとなると緊急事態発生だ。
「えるっEE:AEB30」何度も呼びかけてみる。返事はない。
あちこちめくったりどかしたり(散らかっているのである)してみるも、エルはどこにも見つからない。
おかしい。この部屋にいるはずなのだが。神隠し??突飛な想像をするのも、親馬鹿の証だ。しかしいないのだから、神隠しじゃないか。神隠しに違いない。
ダンナを起こしにいこうか。
しかしこのような時、あっけなくダンナが見つけてしまうのがいつものパターンだ。またあの屈辱を味わうのか。これだけ限られた条件下で見つけられないなんて、恥である。
私は深夜2時、愛娘の(娘なのである)名前を連呼し、寝室をウロついて回った。
本当にどうしたことか。
「えう・・・。」やがてもう探す場所も尽き、ベッドに座り込む。こんな緊迫している状態でも(緊迫しているのである)、「エル」という名を「えう」などと呼んでいるバカ親であった。
しかしどうする。最終的にはダンナを呼ばなくてはなるまい。もうその段階に入ったのだろうか。
私はダンナがこの部屋を捜索する場面を思い浮かべる。
見つかるに違いない。
とても簡単に見つかるか、思いもよらない不幸な形で見つかるかのどちらかだろう。
落ち着け、ダンナならどこを探す?
そこで気づいたのだが、私は同じ場所を繰り返し探し回っただけであった(笑)
いなかった場所にいる訳はないのである。
でももう他にどこを探せば・・・。
エルは、洋服のたくさんかかったハンガーかけの中ほどで寝ていた。服がたくさんぶら下がっているので、見えなかったのである。
ちぃっ、ニアミスだぜ、「中ほど」じゃなくて「奥の方」は探したのに。
まぁ見つかって良かった。
しかし、呼んだら返事ぐらいしてよねもーEE:AE4E5爆睡してるとか、どんだけよEE:AE4E6
親の心、子知らず。
猫も然り。