時代設定が古そうだったからてっきり古い映画かと思ったら、2005年の作品とのこと。
実話が基になっているようで。
監督: ロン・ハワード
キャスト:ラッセル・クロウ、レネー・ゼルウィガー
負け知らずのボクサー、ジム・ブラックは、優しく綺麗な妻と3人の子供に恵まれ、安定した日々を送っていた。
ところが怪我と大恐慌に見舞われ、生活は一変する。
右手は骨折したまま、波止場の日雇いにもなかなかありつけず、生活は逼迫していく。
ジムだけではない。
どこの家庭も苦しかったが、彼はどんなに苦しくても家族が揃って暮らすことを望んだのである。
そんな時に舞い込んだチャンス。
「あのジム・ブラックのにせもの」とまで言われるまでに落ちぶれたジムに、再起はあるのか??
クラシックなストーリーだ。
ベタといえばベタだが、こういう誠実さはいつの時代も人の心を捕えるのだろう。
私など序盤から鼻水すすりっぱなしである。
金も稼げず試合に出れば無様、負け犬のはずであるジムの生き様が実は男らしく、家族を守るためには何でもするという姿にボクサーの誇りを見た。
最後の試合はまるでリアルタイムに見ているような緊張感があり、映画が終わると「疲れた・・・。」と思わずため息が出た。
「いい映画」という言葉がピッタリの作品だ。
ぽ子のオススメ度 ★★★★☆
ダンナのオススメ度 ★★★★☆
家族の為に頑張るとうちゃんの姿が泣けるEE:AEAD8