夜勤になったのはダンナであって、私ではない。
なのに、どんどん昼夜逆転化が進んでいるのはなんでなんだ?
ダンナは朝の8時ごろ帰ってくる。
そして晩御飯を食べるのだが、最初のうちこそ、この後の時間を大切に過ごしていた。
ダンナの放課後であり、私の出勤前の時間。
しかしみるみる私の夜更かしはエスカレートしていき、もう朝は起きていられないほど、眠い。
私はダンナの晩御飯の肉を焼く間ですら、寝る。
もっと他におかずがあったはずなのだが、もう頭も体も動かない。
今日は寝ながらフライパンで焼いたチキンレッグと、2、3日前に漬けたパプリカのピクルスを添えた一皿だけであった。
もう「ごめんなさい」も白々しくていえない状況である。
今日はフライデーナイト、ハナ金なんて言ってた時代もあるが、つまり休日を控えた特別嬉しい夜のはずである。
しかし相方は夜勤でいない、朝帰ってきても土曜出勤が決まっている。
こうなるともう一人酒しかやる事がなく、結果夜更かしして朝は寝ているという事になるのだろう。
全く心躍らない週末である。
こんなぽ子の週末の相手を、会社の仲間・さとちゃんが引き受けてくれた。
ネトゲナイトである。
こうなったら狩って狩って狩って狩って狩りまくってやる。
小さいやつから順番に、根こそぎぬっ殺してやる。
他にやることがない。
つまり私はただの「ゲーマー」って事か。
他にやる事がない。ゲームの他に。
これ、結構ショックな発見である。