今日久しぶりにコメントをくれたその人は、猫とふたりで暮らしている女性であった。
一時期は頻繁にやり取りしていたが、少しずつその回数は減っていきこの頃疎遠になっていたので、ちょっと懐かしくそのコメントを読み進んだ。
しかしそこには悲しい知らせが書かれていた。
彼女が一緒に暮らしていた猫が、亡くなったというのである。
本当に急なことで驚いた。
疎遠になっていたとは言っても、ちょくちょく彼女のサイトは覗いていたのである。
猫さんはいつも元気で、彼女も変わりなく猫さんへの溢れる愛情をブログに散りばめていた。
病気を抱えている彼女の大きな支えになっていた猫さん。
野に咲く一輪の花のようなはかなげな彼女を、実は私はとても心配していた時期があった。
その心配も、猫さんの存在がずいぶん軽減してくれていたものだ。
そんな存在が、急に逝ってしまったのである。
遠くで見守っていた者としての衝撃もあるが、それと同時に同じく愛猫と暮らす立場としても、ショックが大きかった。
別れがいつか来るということは頭では分かってはいても、そんな現実と向かい合いながら生きていくことはなかなかできるものではない。
私も過去に何度か愛猫を亡くしているが、去っていくという事はそれが現実的に迫ってこないと認められないのである。
そしてその時初めて、気が狂わんばかりに嘆くのである。
だからと言って「出会わなければ良かった」と思うことはない。
出会えて良かったと思うからこそ、別れが辛いのである。
今彼女はひとりで部屋で泣いているんじゃないかと思うと、胸が痛む。
私にできる事は何もない。
言葉がどれだけ彼女の助けにあるかは分からないが、ひとりぼっちで涙を流しているかもしれない彼女にコメントを入れてあげる方がいたら、どうかお願いします。
ひとりぼっちじゃないんだと、伝えたいです。
見るだけのアクセスは硬くお断りします。
くれぐれもコメントをする方だけのアクセスを、どうかお願いします。
コチラへ。