休み明けになると、二日酔いと休日ダラけた余韻で全く使い物にならないぽ子であった。
しかし、反省はする。
一応これでいいなんざ、思っちゃいないのである。
なので色々考えた結果、前日は明るいうちから飲み始めることにした。
早く飲み出し、早く寝る。
いくら飲み過ぎても、たくさん寝ればそれだけ翌日楽になろう。
目標は8時とか9時とか、子供が寝るような時間に布団に入っていることだ。
昨日もウォーキングから戻ると、猛烈に眠くなった。
前日も前々日もかなり飲んでいたので、それ程酒を飲みたいわけでもなかったが、ここで飲まないとまた週明けを無駄にしてしまうのだ。
私は計画通りに飲み始めた。
3時半ごろだっただろうか。
DVDを観た。
観終わってブログの更新を始めたが、もう眠くて眠くて頭が回らない。
いいぞいいぞ、これならすぐにでも寝れそうだ。
しかし「毎日更新」を心がけているので、ブログの更新が終わらないと寝る訳にはいかない。
もう酒など飲みたくないほど眠かったが、無理して飲んだ。
ブログが終わるまで、寝る訳にはいかないのだ。
酒を絶やしてはいけない。寝てしまう。
結果、酒が勝ってしまった。
眠かったはずがムクムクと元気になり、結局寝たのは12時、飲んだ時間がいつもより長くなっただけであった。
なので今日も、使い物にならないぽ子である。
9時には起きれたが、タルくて何もやる気がしない。
賞味期限が不明のラーメンがあったのでそれを食べたが、そのせいで余計やる気がなくなった。
ラーメンという食べ物は眠気を引き出し、やる気を削ぐ食べ物なのである。
ソファに座ってゲームのコントローラーを握る。
こうなっちゃこれぐらいしか眠気に勝てるものがない。
そこへちびエルがやってきて、隣でクルンと丸くなって寝てしまった。
次にはラが膝で眠り、ミもその隣で丸くなる。
猫だらけ、眠気だらけである。
もう何だかどうでも良くなってしまい、ぽ子もそのまま寝る事にした。
しばらくは座ったまま寝ていたが、この格好では体が痛くて楽ではない。
横になりたい。
上半身だけでも横に倒して寝たい。
私はゆっくり上半身を右のエル側に倒していった。エルを逃がさないように、右腕でエルを包み込みながら。
なんとか上手くいったが、体が横を向いたため、膝で寝ていたラが右側にズリ落ちた。
ちょうどエルと私の境い目である。
スッポリうまく収まったが、異変を感じて振り向いたエルはカッと目を見開いた。
彼女は「猫」が「嫌い」なのである。
どうもエルは自分が人間だと思っているようなフシがあり、ラやミと行動を共にしたからない。
ラが時々ペロンと舐めてやったりすることがあるが、「猫っ、止めてっ!!」というようなリアクションである。
なので寝るときはいつも別々で、どんなに寒くても一緒には寝ない。
そんなエルの背中と私の間に、どでかいラが丸まって落ちてきたのだ。
ギョギョッという顔をしたが相当眠かったようで、「し・・・か・・・た・・・ない・・・。」とゆっくり目を閉じていった。
おお、エルがラと密着して寝ているぞ!!
そんな姿を見てちょっと幸せな気持ちになったぽ子も、気持ち良く眠りについたのである。
まぁ明日から頑張るよ。
今週は平日が1日少ないし。