眠くて仕方ない上、頭痛と激しい渇き。
二日酔いである。
昨日は世界中の人間が私とダンナの愛を称えるバレンタインという日だったので、どうしても飲まなくてはならなかったのだ。
1時半か、2時か。
気が済むまで飲んでしまった。
酔っていたので、あれほど睡眠の妨げになるエルを連れて寝てしまった。
しかし寝不足だったので爆睡したようで、朝までグッスリ寝ていた。
いや、鳴かれたのか??
酒が抜けきれてなかったようで、朝の記憶も怪しい。
やはりダンナはとっくに起きて、昨日の残り物を食べていた。
今日も間に合わなかった。じゃあオヤスミ。
再びベッドに戻った。・・・んだっけ?
この辺の記憶も怪しい。
最低ノルマのぶー子の弁当作りと朝ご飯をクリアしたら、カップラーメンを食べ、昼まで寝ていた。
仕事があるので仕方なく起きると、今度は通販の生ラーメンを食べる。
二日酔いだと腹が減る。
特に麺類がウェルカムだ。
頭痛を引きずったまま仕事へ。
立ち仕事の間はまだ良かったのだが、後半の座り仕事になると、もう眠くて眠くて腹減って腹減ってしょうがない。
あんなに寝てあんなに食べたのに。
恐るべし酒パワーだ。
翌日台無し。
今日の晩ご飯は、昨日の残り物にちょこっと何か買い足せば良いだけだったので、時間が余っている。
私はずっと「ゲームをやる」と心の中で念仏のように唱えていたが、こんなに眠くて大丈夫なのだろうか。
仕事が終わり家に着くと、すぐにでも横になりたい心境だったが、ここからが長い。
まずは3匹の猫が、ご飯を待っている。
現在この3匹は、ラ→普通のカリカリ、ミ→ストラバイト対策のカリカリ、エル→ミとは別のストラバイト対策のカリカリ+ストラバイト対策の缶詰・・・とそれぞれ違うものを食べている。
あぁ眠い眠いと思いながらやっと3匹にご飯のお皿を出すと、ボケーッとやっていたせいか、エルの皿とミの皿を間違えていた。
まぁいいや、皿が違うぐらい。
私はそのまま違う皿で出したが、実はミの皿はエルの陶器の皿と違い、プラスチックで軽いのだ。
エルは台の上でそのプラ皿に顔を突っ込んで勢い良く食べていたが、皿が軽いので勢いに負け、台から落ちてしまった。
もう食べ終わりに近かったので中身はそれ程入っていなかったが、台から落ちた皿はひっくり返り、中身が床に散った。
眠いのだ!ぽ子には見えないッ!!
猫がご飯を食べている間に、猫のトイレ掃除だ。
エルさまはちょっとでも汚れていると、床の上でしてしまう。
5つあるトイレをきれいにして回る。
風呂を沸かす。
ボタンひとつだが、めんどっちい作業だ。
予定だと風呂を沸かしている間に部屋を片付けて、そのあと風呂に入って目を覚まし、ゲームをやるつもりでいた。
しかしこんなに眠くて、風呂に入れるだろうか。
午前中サボッて何もしなかった分をやらなくてはならないのだが、猫のように激しく要求してくる者はいないのだ。
もう眠い。
私は朝、ゴミ袋がパンパンで入らなかったために出しっぱなしにしていた肉まんの袋や冷凍食品のトレイなどもそのままにして、ソファに崩れた。
もう知らない。寝る。
そのうちデカ猫ラがゆっくり膝に乗って眠り、私はポカポカの膝でウトウトしていた。
次にはエルが脇の下に入り込んで寝た。
こういう時エルはいつも、前足でガッガッと穴を掘るようなしぐさをする。
それがカワイイので私達は、あたかもエルが穴を開けたように、脇を軽く開いてやるのだ。
そこにすっぽり、エルははまり込んで寝るのである。
しかしウトウトしている段階で娘ぶー子が部屋に飛び込んできたので、目が覚めてしまった。
彼女が何か話し出す前に「ちょっと寝させてッ。」と牽制する。
こういう時の私はもの凄く機嫌が悪い事を知っているぶー子なので、何も言わずにそっとドアを閉めて、静かに2階に戻っていった。
すると、今度はなぜか、膝を暖めていたラが起きてしまった。
膝がスーッと寒くなる。
電話が鳴る。
出ようにもエルが挟まっているのでスルーしたが、ダンナが会社を出る、と留守電に入れていた。
もうすぐ帰って来るのか。
風呂もブログもゲームもまだだ。
はぁ眠い、よいしょ、とやっと体を起こし、眠気覚ましにご飯にマヨネーズとしょうゆをかけて食べた。
そして風呂を出て、今ブログの更新を終えようとしているが、おおっ、ダンナ、帰宅。
ちょっと待ってよ、まだゲーム、やってない・・・。
まぁ今日は金曜日である。夜は長いのだ。