もうやってはいけないと反省したばかりなのに・・・。
朝起きてみると、テレビの前のテーブルにゲーム用のノートが広げてあった。
しくった、また酔った勢いでやってしまった。
比較的記憶は残っているが、ゲームカテの記事にできるかはあまり自信がない。
二日酔いにも関わらず、結構飲んでしまった。
今日は朝から歩くと決めていたのに、この体たらく。
しかし酷い二日酔いは免れたので、助かった。
まずは近くの駅まで歩いたが、そこで電車を待っている間に異変は起こった。
「・・・国分寺に着いたらまずトイレに・・・。」
昨日も飲み過ぎで腹を壊して全て出し切ったはずだったが、朝のダイエットジュースが効いたか。
野菜ジュース200cc+豆乳200ccである。(コメントByみやっちさん)
「トイレならこの駅にもあるよ。」とダンナは言うが、
「こんな駅のトイレなんてイヤ!!こんなくっさくて汚いトイレなんかで絶対にイヤッ!!うっ・・・?」
「??」
「いえちょっと、トイレ行ってきます・・・。」
臭くて汚いトイレに腰を動かさないようにして向かう。
ところで東村山駅のトイレはそんなに酷いトイレではなかったので、一応。
3つある個室のうち、洋式はひとつであった。
私はもちろんその洋式を選んだが、座ると同時にプ~♪と可愛らしいサウンドが鳴った。
うふふ、プーだって。
壁に音姫を見つけ、それを何度も鳴らしながら、思いのたけ出し切った。
コンプリートリー・ブロークン。
漢字で書くと「完壊」か。
ところが個室の扉を開けて出たら、行列ができていてビックリしてしまった。
いつの間に・・・。
いつからいたんだ、あなたたち。
荻窪から下井草、富士見台まで歩いた。
もう荻窪、最高だ。
私は別宅を西荻に持つのが夢であったが、荻窪に変更だ。
駅前はそこそこ拓けているし、食べ物屋がたくさんある。
ラーメンだって飲み屋だって定食屋だって何だってある。
青梅街道を越えれば細い小道の商店街だ。
きれいに石畳が敷かれ、しゃれた道になっている。
新しいおしゃれな店も、古い昔ながらの店も、こじんまりと並んでいる。
その先の住宅街も、クネクネと曲がりくねったやはり細い道に、豪邸が建ち並んでいる。
それを見ているだけでも面白かったが、突然大きな交差点に出た。
車通りは全くなく、何だか夢の中の世界のような不思議な場面であった。
本屋ではハンター×ハンターの新刊を探す。
大きな本屋で探し出すのに困難を極めそうだったが、「先に見つけた方がラーメン替え玉権ね。」というとダンナは率先して動き出した。
果たして探し出したのもダンナである。
まぁ替え玉権がダンナにあろうがなかろうが、はなっから私は替え玉するつもりでいた。
「替え玉しちゃいけない権」ではないのだ。
ダンナよ、勝手に替え玉するが良い。
ラーメンを食べ、富士見台に向かう。
杉並はでかい家が多い。
古くて由緒あるような家から、しゃれた新しい豪邸まで。
古いのは「新撰組」などの時代劇に出てきそうな門構えである。
「着物着たじいさんが迎えてくれそうだね。」
「『おぬし』とか言いそう。」
「『拙者モード』か。」
ここに来る道すがら、上手に写真が撮れないという話をしていて、「接写モード」の事にも触れた後であった。
ぽ子、爆笑。
ちなみにもうちょっと時代の進んだ古い家屋を、「文豪系」と名付けた。
何となく「我輩は猫である」を彷彿とさせるのだ。読んだことないけど。
こんな感じで、今日も良く笑い、良く歩いた。
暑かったが湿度が低いからか、気持ち良かった。
同じ「暑い」でも、なぜ夏より楽なのか分かった。
湿度である。
夏が不快なのは湿度のせいなのだ。
・・・という事を早速ダンナに言ったら、「やっと気付いたか。」と言われてしまった。
くやしいので、ダンナなど学校か何かで習ったのだろうが、私は自力でこの答えを導き出したのだと力説した。
「ホントにね、いつもね、ぽ子はもう・・・。」
自らの減らず口と負けず嫌いを強調しただけであった。
清瀬で電車を下り、ケンタのチキンと焼き鳥を買った。
ダイエットや痛風対策はどうした?
「歩く」という事は「食ってもいい」と勘違いしているフシがあるぽ子夫婦であった。