もういいです。眠れなくて。
本当に必要な睡眠なら、嫌でも眠くなるでしょーから。
開き直って昨日は2時近くまで起きていた。
こうなったら寝不足、ウェルカムだ。
明日への眠りを誘うのだ。
飲まないで寝たせいか、朝起きてもそれ程眠くならなかった。
尻の「おねむスイッチ」が押されないように、出来るだけ立って動く。
庭の雑草を抜いた。
去年はトゲのついた痛いのがでかくなってしまい、ヒドイ目に合った。
早期発見、早期治療だ。似てるけどちょっと違う。
軍手をはめて庭に出る。
実は家の横に、うすらデカいゴミ袋がもう長いこと置きっぱなしになっている。
確かいつの芝刈りの時だったか、持ってきたゴミ袋がでか過ぎて、いつまで経っても一杯にならないのだ。
何度も書くが、私はしみったれたケチだ。
まだ入るゴミ袋を捨てるような事はしない。
なのでこのゴミ袋はここに置きっぱなしになり、時々、元気勇気のお墓に飾った花を捨てたり、枯葉を捨てたりしていた。
まだまだ入る。
今日のゴミもここへINだ。
いちいちここまで捨てに来るのは面倒だから、ゴミ袋の方を連れて歩くことにした。
よっこいせ~、と持ち上げると、む、重い。
ちょっと前に降り続いた雨も、たっぷりここに捨てられたようだ。
幸い雑草はまだ小さかったので、簡単に抜くことができたが、ヤツも生えていた。
まだほんの子供のくせに、抜こうと思って手で握ると、チクチクチクーンと痛みが走った。
痛い。握れん。
去年この親玉をどうやって葬ったかと言うと、あまりに痛くて手も足も出ないので、でっかいハサミ(両手で持ってシャキーン級のものだ)で切ったのだった。
根はまだ残っているはずだ。
こんな子供相手に、あのハサミを出すには及ばない。
私は葉を1枚ずつ引っ張って、丁寧に千切り取った。VIP待遇である。
末恐ろしいやつだ。早く見つかって良かった。
ところで今回は3つも生えていた。
何だかゴミ袋がいやに重いので、明日の収集に出す事にした。
駐車場の隅に置いておいたのだが、あとで見たら汚らしい水がここからたくさん流れていた。
これで重みの元を知ったのだ。
この中に野良猫の乾燥糞も入っていたはずだが、いきいきと復活しているだろうか。
久しぶりにまともな晩ご飯を作る。
がんもどきとナスの含め煮だそうな。初めて作った。
私は分量をキチッと図って、本の通りに作らないと不安になる。
ところが買った材料の量が本の通りでなく、ガンモが多く、ナスが少なかった。
これでプラマイゼロにしてくれ、祈るような気持ちであったが、ナスがさらにマイナスになってしまった。
時間がなくて、途中にしたまま仕事に出たのだが、帰って来てリビングのドアを開けると、猫のゲロが目に飛び込んできた。
まず、いつもあげてるご飯のゲロ。一番良く見るタイプだ。
とにかくラとミはしょっちゅう吐くから、「また吐いたか、ちょっと多かったか。」ぐらいに思ったのだが、次にキッチンで見たゲロは、これまでに見たことのないものだった。
いつものご飯のゲロに、ナスが混じっていたのだ。
やられた・・・。
煮たナスをボールに入れてラップして出掛けたのだが、ラップは破られていた。
ガックリきてティッシュでそいつを拭き取ろうとリビングのテーブルに向かうと、ここにも時々見るタイプのゲロを発見。
「もう何も出ませんよ~。」という、黄色い液体だ。
まぁこのゲロで何が起こったかはだいたい読めた。
昼ごはんを吐いて、お腹すかせて、ナスを食べて、お口に合わずこれも吐いて、あまりのマズさに思わずもう1回吐いたけど、もう胃の中はからっぽ、そんなところか。
それにしても犯人がわからない。
確率で言えばラが80%、エルが15%、ミが5%だが、だからと言ってラだとは言い切れないのが「確率」である。
ハイハイ、キッチンに出して行った私が悪かったです。
動物と暮らす事で、少しずつ大人になるぽ子であった。
猫が煮たナスを食べるという知識も増えました。