人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

希望、あるのかないのか

おとといは「肋骨マッサージ遂行」により、希望ができたと喜んでたけど、

どうも、入院しているところの先生達は半信半疑で

「これで治るとは限りませんよ・・・。」と「治りませんよ」の顔で言っていた。

前例がある、信じてみたいと言うならとことんやりますけどね、という感じで

一応、色々工夫しながら一生懸命やってくれてはいるけど、

今日も「この方法で・・・ねぇ・・・。」と苦い顔をされた。

確かに、西川口の先生は「ちゃんと確立された治療法じゃないから、あまりでしゃばっては言えないんだよね・・・。」と言っていた。

ただここの先生は、普通諦めてしまうような胸骨の異常を、何度も治してきてるのだ。

私は信じたい。

でもマッサージを任された、入院先の先生が信じてないのだ。

私もつい悲観的になってしまう。

「大学病院へ行けば、こういった難しい症例をたくさん知ってるだろうから、

もしかしたら何か方法があるかもしれない。」

そう言った。

決して投げやりになっている訳ではない。

ここの先生達も、診療時間が終わってから「ギブスを作れないか。」などと話し合ってくれている。

マッサージも信じないながらも、きちんとやってくれている。

ありがたいけど、どうもこちらでは悲観的な見解が多く、

いつも落ち込んで帰ってくることになる。

エルは背骨にも異常があった。

背骨の一部が胸に向かって湾曲し、その上胸骨が扁平につぶれているので呼吸が苦しいのだ。

だんだん酸素室から出せる時間が短くなってきている。

入院先の先生の見解は、

「骨の異常は成長するにつれて悪くなりそうだ。」

「外科的治療をするならあまり時間はないかもしれない。」

「かといってどうしたらいいのかは今はわからない。」

たったひとつ、いい事は

「ただ、酸素室に入っている限りは元気でいる。」

それだけだ。

もうどうしたらいいのかわからなくなってきた。

明日、一度取り消した大学病院の予約を入れ直す。

ここでまた別の治療法を提案されたら、誰を信じていいのかわからなくなりそうだ。

混乱している。