おとといは「肋骨マッサージ遂行」により、希望ができたと喜んでたけど、
どうも、入院しているところの先生達は半信半疑で
「これで治るとは限りませんよ・・・。」と「治りませんよ」の顔で言っていた。
前例がある、信じてみたいと言うならとことんやりますけどね、という感じで
一応、色々工夫しながら一生懸命やってくれてはいるけど、
今日も「この方法で・・・ねぇ・・・。」と苦い顔をされた。
確かに、西川口の先生は「ちゃんと確立された治療法じゃないから、あまりでしゃばっては言えないんだよね・・・。」と言っていた。
ただここの先生は、普通諦めてしまうような胸骨の異常を、何度も治してきてるのだ。
私は信じたい。
でもマッサージを任された、入院先の先生が信じてないのだ。
私もつい悲観的になってしまう。
「大学病院へ行けば、こういった難しい症例をたくさん知ってるだろうから、
もしかしたら何か方法があるかもしれない。」
そう言った。
決して投げやりになっている訳ではない。
ここの先生達も、診療時間が終わってから「ギブスを作れないか。」などと話し合ってくれている。
マッサージも信じないながらも、きちんとやってくれている。
ありがたいけど、どうもこちらでは悲観的な見解が多く、
いつも落ち込んで帰ってくることになる。
エルは背骨にも異常があった。
背骨の一部が胸に向かって湾曲し、その上胸骨が扁平につぶれているので呼吸が苦しいのだ。
だんだん酸素室から出せる時間が短くなってきている。
入院先の先生の見解は、
「骨の異常は成長するにつれて悪くなりそうだ。」
「外科的治療をするならあまり時間はないかもしれない。」
「かといってどうしたらいいのかは今はわからない。」
たったひとつ、いい事は
「ただ、酸素室に入っている限りは元気でいる。」
それだけだ。
もうどうしたらいいのかわからなくなってきた。
明日、一度取り消した大学病院の予約を入れ直す。
ここでまた別の治療法を提案されたら、誰を信じていいのかわからなくなりそうだ。
混乱している。