「・・・という訳で、申し訳ないんだけど、明日泊めてもらいたいんですが。」
昨日の夜、急に義父から電話があった。
義父は今九州にいるが、こちらにいる時の知り合いが亡くなって
お通夜とお葬式に出る事になったと言うのだ。
そりゃ、泊るのは全然構わないですよ。
ただ、うちはもの凄く散らかってますから
急に言われるともの凄く大変なのだ。
昨日その電話をもらったのは9時頃だったが、その後晩ご飯を食べてブログの記事を更新したら
もう1時過ぎになっていたのだ。
掃除は今日やる事になる。
しかし、起きるなり眠いのだ。
掃除が待っていると思うと、どうしても眠くて眠くて仕方がなくなってしまうのだ。
ソファで座り寝、グー。
ハッ!!
午前中にはエルの面会があるから、のんびりもしてられないんだった。
面会から帰るともう10時半だった。
その後電話をしたり、携帯いじってたりしたら11時になってしまった。
早く取り掛からないと、仕事に行く時間になっちまう。
全部きれいに片付けるのは不可能だ。
優先順位をつけて、順に手をつけていこう。
<ぽ子のお掃除優先順位>
1:玄関。
2:リビング・ダイニング。
3:義父の寝る部屋。
4:トイレ。
5:風呂。
6:キッチン。
1時間じゃ無理だ。
今日の昼ご飯はメンチカツ1個だ。食べながらにして、1時間半にしよう。
玄関は例によって、パーティーで客でも呼んだのかというような状態だ。
しかも客は全員酔ってるような脱ぎっぷりだ。
これをゲタバコに片付けると、綿ボコリと猫の毛が大量に積もっていた。
時間がないのだ。奥の手だ。
掃除機でウィ~ン。
言い訳だが、さすがの私も玄関に掃除機を使った事はなかった。
しかしある日(その時も義父母が来る時であった)、ダンナが平気な顔してウィ~ンとやっていたので
「許可が下りた」(実はずっとやりたかった)と判断し、私も平気でウィ~ンとするようになったのだ。
玄関終わり。
リビングとダイニングにもそのまま掃除機をかけ、そして途方に暮れた。
どこから手をつけたらいいのだ。
とりあえず、1週間ぐらい部屋に干しっぱなしになっている洗濯物をたたんだ。
テーブル①の上を片付ける。
広告、娘ぶー子のマニキュア、ブレスレット、MD、ムヒ、壊れたキーホルダー、
チマチマしたものばかりだったから、どうも散らかった感が薄かったな。
ミニ扇風機と振込用紙はどこにも行き場がなく、そのまま置いてある。
テーブルの上が片付いたら、ここにもホコリと猫の毛だ。
それはさっき見たからもう見たくない。
後回しだ。
テーブル②には主に新聞、広告、手紙や通販のカタログなどだ。
新聞・広告などは4日分たまっていた。こんなのもう読まずにしまえばいいのだが
それができない。
新聞は、「暮らし」のページの人生相談がどうしても読みたいし、
広告はマックのチケットだとかお得なものが入ってるかもしれない。
でも全部見る時間ないから、テーブル②は後回し。
義父の寝る部屋。
ここでは今ダンナが寝ている。
ぶー子のお下がりの子供用のせんべい布団が敷きっぱなしだ。
前回義父母が来た時に使った布団も、たたんではあったが出しっぱなしだ。
この中から義父用の布団だけ残して、押入れにしまわなくては。
想像はついていたが、すでに先客がいた。
これをパズルのようにあちらに詰め、こちらに寄せ、
最後は無理矢理押し込んで扉を閉めた。
義父が帰るまで重みで開かない事を祈る。
トイレ。
ここはもうすでに平気で掃除機をかけるようになっていたから、今日もウィ~ンとやった。
ドメスト。頼むぜ。いかにも汚れが良く落ちそうな音だ、ドメスト。
ドメストを便器に噴射し、放置している間にフタやら便座やらを拭く。
ここもホコリと猫の毛だ。
なぜ、猫の毛・・・。
風呂。
空のシャンプーのボトルと、空のクレンジングオイルのボトルと、空の洗顔フォームの入れ物をやっと捨てる。
またまた風呂の掃除を長いことおさぼりしていたので、壁がザラザラだ。
シュッシュッと洗剤を吹いてしばらく置き、ゴシゴシこする。
洗剤のボトルには「泡の力でこすらず落とす」と書いてあるが、こすらないと落ちないほど汚れているのだ。
全身使って疲れた。誰か褒めて。
キッチンまでは着手できなかった。
洗い物はたまり、洗って干した物もたまり、床にはスーパーの袋が散乱している。
義父が何時に来るかわからないが、遅くなることを願い、仕事に行った。
残業して欲しそうな顔をされたが、今日は無理だ。
定時に上がり、エルのいる病院にすっ飛んで行き、帰りにちょっと見栄えのいい食料を調達して戻ってきた。いつものマルフジだ。
現在9時45分だ。まだ来ない。
ここまで遅くなるとは思わなかった。結構片付いたぞ。
眠くなったが。
これから晩ご飯出して、飲んで、片付けて、朝の下ごしらえだ。
明日の2度寝、決定。
ソファじゃなくて、ゴージャスにベッドで寝よう。