治療方針は決まった。
決まったはずだったのだ。
ところが困った事になった。
入院先の先生はこの「肋骨マッサージ」を信じていない。
その上、もうここにいても治らないというのだから
無駄な時間を過ごしているようだ。
マッサージもやるにはやってくれているようだが、
どうやらやり方も正しくない。
しかし私だって簡単に聞いただけだから、何をどうしろと言えないのだ。
時間はどんどん過ぎて行く。
容態はジワジワ悪くなっていく。
成長するにつれ、酸素の必要量が増えるので
それに肺が追いついていかなくなるのだ。
酸素室に入っていれば、元気だった。
それでも、だんだん、少しずつ、変化が現れてきた。
楽な時の呼吸もずいぶん早くなった。
苦しくて上を向いている事が多くなった。
マッサージを正しくやってくれる人の所に、一刻も早く連れて行かないと(泣)
西川口に転院を決めた。
「医者なら『もうできない』なんて言うものじゃない。」
そう言って、ここの先生はできるだけの事をする、と言ってくれた。
ただし、結果はどうなるかはわからないのでその覚悟を、との事だが
私はこの先生に賭ける。
大学病院は止めだ。
来週の月曜日。
それまで頑張って欲しい。
手遅れじゃなければいいのだけど(泣)