人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子55歳。

時間 vs エル

転院は明日、月曜日。

それまでエルが頑張れるか。

西川口へ行っても「手遅れ」という事もあり得る。

日一日と苦しそうになるエル。

もう見ているのも辛い。

ご飯を食べていることだけが救いだ。

昨日は面会に行ったら、大きな呼吸をしながら苦しそうに横たわっていた。

先生に「酸素の濃度を上げてください。」と頼んだが、もうエルには限界らしい。

これ以上上げても、入れた分だけ酸素が逃げるようになるとのこと。

「もう呼吸に対する処置は何もできないんですか?」と聞くと、

あまりひどいようだったら「鎮静をかける」(鎮静剤だか安定剤だかを打って、半分眠っているような状態にする)しかない、でもまだその段階ではなさそうだと。

確かに容態にはムラがあり、苦しそうな呼吸ながらも機嫌良さそうに動き回っている時もある。

あぁ・・・それでも心配だ。

夜中とか大丈夫なのだろうか。

呼吸が少し落ち着いたら、「行かないで~~!!」というように

鳴いてすがってきた。

このところめっきり見なかった姿だ。

私に緊急時の処置ができるなら、連れて帰りたいところだ。

離れがたい。

どうか月曜日まで頑張って、そして西川口の先生があっけなく治して欲しい。

色んな偶然が重なって、うちに保護されたエル。

2匹の兄弟は死に、ひとり残された。

2度死に打ち勝って、今また1ヶ月をかけて病魔と闘っている。

死ぬ訳ない。

ここまで頑張れたのは、もっと将来があるからなのだ。