転院は明日、月曜日。
それまでエルが頑張れるか。
西川口へ行っても「手遅れ」という事もあり得る。
日一日と苦しそうになるエル。
もう見ているのも辛い。
ご飯を食べていることだけが救いだ。
昨日は面会に行ったら、大きな呼吸をしながら苦しそうに横たわっていた。
先生に「酸素の濃度を上げてください。」と頼んだが、もうエルには限界らしい。
これ以上上げても、入れた分だけ酸素が逃げるようになるとのこと。
「もう呼吸に対する処置は何もできないんですか?」と聞くと、
あまりひどいようだったら「鎮静をかける」(鎮静剤だか安定剤だかを打って、半分眠っているような状態にする)しかない、でもまだその段階ではなさそうだと。
確かに容態にはムラがあり、苦しそうな呼吸ながらも機嫌良さそうに動き回っている時もある。
あぁ・・・それでも心配だ。
夜中とか大丈夫なのだろうか。
呼吸が少し落ち着いたら、「行かないで~~!!」というように
鳴いてすがってきた。
このところめっきり見なかった姿だ。
私に緊急時の処置ができるなら、連れて帰りたいところだ。
離れがたい。
どうか月曜日まで頑張って、そして西川口の先生があっけなく治して欲しい。
色んな偶然が重なって、うちに保護されたエル。
2匹の兄弟は死に、ひとり残された。
2度死に打ち勝って、今また1ヶ月をかけて病魔と闘っている。
死ぬ訳ない。
ここまで頑張れたのは、もっと将来があるからなのだ。