人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子57歳。

恐怖の報酬

1977年の作品、「古!!」と思ったら、1953年のフランス映画のリメイクとのこと。そもそもはもっと古かったということか。

しかしタイトルといい、古!!どうなん?これ??と観始めたんだが・・・・・。

     

  監督:ウィリアム・フリードキン

  キャスト:ロイ・シャイダー、ブリュノ・クレメール

 

逃避の果てに、南米の田舎町にたどり着いた4人。

危険な仕事を渡り歩き、厳しい生活を強いられていた。

4人の願いは、ここから脱出すること。それにはお金が欲しい。

報酬に惹かれた4人はニトログリセリンを運ぶドライバーに志願するが、劣化したそれは少しの衝撃で大爆発を起こすというもの。

4人の厳しい道のりが始まる・・・。

 

そもそもこの4人は全く別の場所で生活し、違う成り行きでこの町に流れ着いたのだ。そのエピソードから始まるが、その時点で頭がこんがらがって半分寝ながら観ていた。結局中断して整理して改めて最初から観ることに。

そんなスタートだったのであまり期待していなかったのだ。しかし、これは凄いよ!!見どころは、ニトログリセリンを運ぶところからだ。

凄い迫力で手に汗握る場面多々。古いと言うことが全くマイナスになっていない。こんなに迫力あるシーン、見たことないんじゃないかと感じたほどだ。

ストーリーもやはり後半からがいい。

舞台になった町は架空の町のようだが、その退廃した雰囲気も作り込まれていて魅力があった。

ちょっとツメの甘い部分もあったが、いいもの見せてもらったからもうそれでいいという感じだ(笑)

 

 

ぽ子のオススメ度 ★★★★☆

ダンナのオススメ度 ★★★★☆