人間のクズ!

敵は自分の中にいる。ちょっとだけ抗ってみたくなった、ぽ子57歳。

大腸内視鏡体験<2>

復活!

転機は昼ご飯であった。嫌々食べたうどんが「効いた」らしい。糖質が良かったのかな??午後からはいつもの調子が戻って来た。

嫌々食べたうどん

食事、大事ね😭痛感した。

事情があって朝ごはんを食べられない子供が増えているらしいが、朝抜いて勉強なんて無理!!「義務」という教育なら食事も義務にすべきである。

繰り返しになるが、今回検査にあたって辛かったのは、食事制限であった。キッパリ。

出来る範囲でしっかり食べられるように備えること!

 

という感じで、前回の投稿は変なテンションだったので中途半端になっていたのだ。

もう一度順を追ってお話ししたい。

 

病院が決まり、検査前に一度診察があり(診察なしコースもあり)、検査の説明を受ける。

準備は一週間前から始まった。一日2回の薬の服用。酸化マグネシウム。便を柔らかくし、排出を促すとのこと。軽い下剤か。一週間前からとは、気の早い話だ。

 

前日。病院で買った検査食を食べる。こいつ。まじで憎い。

 

全部このサイズのレトルトだ。

朝ご飯はこれだけ。「鶏と卵の雑炊」。

 

昼ご飯。「大根とじゃがいもの鳥そぼろあんかけ」、「白がゆ」。

お粥が味無しで味気なく、そぼろあんかけの餡と一緒に食べた。

これ、子供の給食より少ないよね!?

足りなかったら消化のいいものなら食べていい、と言われていたので、買いに行った(笑)温めた豆腐に麵つゆをかけて温泉玉子をのせたものを食す。

こんなものぐらいしか食べられず、どんどん気持ちが荒んでいくのである。

 

晩ご飯は、画像なし。もうすでに完全無気力状態に入っていた。

「煮込みハンバーグ」となっていたので楽しみにしていたのだが、やっすいレトルトバーグの味であった。鶏肉。デミグラスもどきを薄く伸ばしたようなソース。小さなジャガイモの角切りが、申し訳程度に。

ベルサイユのバラで、オスカルがパリの一般市民の朝食に驚く場面があったが、まさにその状態。

夜になる頃には健診当日の断食の時と同じ、殺気立った精神状態に。生命維持に繋がる「食」を断たれると、人間も理性を失うものかのかもしれない・・・・・、私だけか!?

不貞腐れて寝る。

寝る前に、下剤を飲んだ。これが夜中に効き目を発揮して、てんやわんやだ。バリウムあとの下剤なんてものではない。あれがアリナミンドリンクだとしたら、こいつは1本2千円のユンケルスターに匹敵する。

 

翌朝は9時に病院だったので、朝はそれなりに早く起きなくてはならなかった。

寝不足と空腹で辛いまま、病院へと向かった。

 

 

つづく。